続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

トンボ玉教室。

2014-07-06 06:38:08 | 日常
 盛況である。
 人がたくさんいると、どうしても萎縮してしまうわたしは動作がぎこちなく固まってしまう。トンボ玉を作る行程も緊張するあまり(何が何だか、どうだっけ?)という感じで、それこそ誤作動が多く(ちょっと、これは・・・)という不出来。


 講師は張り切って「生徒が増えたら工作台(5万円位するらしい)も購入しましょうか」という。でも、楽焼の窯がある公民館の別棟は15人がギリ。昨日のように10人でも満室状態では無理かもしれない。
 公民館には美術工芸室があるけれど、なかなか部屋の予約が取れないらしい。それに講師はガスボンベ(2本)だの工作台(4台)肝心のガラス棒の類、必要な工具類など全てを自宅から車で持参している(とんでもない重量である)。
 

 ふと気づく。
 わたしは、この講師の並々ならぬ努力の恩恵を受けていることに。
 ここまで準備し生徒を迎えてくださることへの感謝を忘れているかもしれない。もっと真剣にならなくては!

 
「トンボ玉、はまるわねぇ」と、昨日から新しく参加したAさんは熱くなっている。
「集中できるっていいわぁ」と、Oさんは言い、「面白くて!」とKHさんも言い、「もう他の人が入ってきちゃ困るわ」とKKさんも言う。沸騰しそうな熱さで、チョーご機嫌なわたし達だけど、講師や先輩方のご苦労を考えると楽しい以上に真摯に取り組まなければと思う。

『ポラーノの広場』388。

2014-07-06 06:29:10 | 宮沢賢治
「あの人は何ですか。」私は火にあたっているアーティストにたづねました。
「撃剣の先生です。」

 人はジンと読んで、尽。
 何はカと読んで、化。
 私はシと読んで、詞。
 火はカと読んで、果。
 撃剣はゲキ・ケンと読んで、逆、兼。
 先生はセン・セイと読んで、遷、性。 


☆尽て、化(形、性質を変えて別のものになる)詞(ことば)の果(はて)は、逆をも兼ねる。
 遷(うつりかわる)性(特質)がある。

『城』1674。

2014-07-06 06:12:50 | カフカ覚書
というのは、そこには、たぶんもう男の教師が来ているにちがいないからだ。フリーダは、床を掃除し、K自身は、水をくんできたり、そのほかの整頓の仕事をすることにした。朝食をどうするかは、さしあたり考える暇もなかった。


☆来世にはたぶん教示がたしかにあるとしても、フリーダ(平和)は根底から浄化し、Kは涙を流すだろう。その上の整理である。もしそうでなければ、不時の出来事を前もって考える間はなかった。