ねこじゃらし2

いけばな、いきもの、食べ物、音楽、散歩を楽しむ ねこじゃらし

201227 年内に幸先参り ヤツデほか

2020年12月27日 | 植物・園芸など
初詣や合格祈願は年内や三が日後に分散してと呼び掛けられ
幸先(さいさき)参りとか呼んでいるようです
さいさきが良い・・・ということかしら
 
郵便局本局の帰り

スキマからユリ(品種不明)がさいていました
市の花はテッポウユリ

1m程離れたプランターにユリが種をつけていましたので、こぼれ種から発芽したのでしょうか

ちょっと視点をかえたら、信楽の狸が車庫を守っていました
 

錫杖寺の山門を入り、本堂への道はすっかり年末・新年を迎える準備が整い
しかも誰もいない

本堂から見下ろすと見事です


鐘楼はことしは除夜の鐘は一般公開せず、寺の関係者のみで108つ撞くとのことです
鐘楼入口には、もう紅梅が咲いていました
ウメ Prunus mume Siebold et Zucc. バラ科 スモモ属 プルヌス ムメ
 



ピラカンサが見事です
トキワサンザシ(別名ピラカンサ) Pyracantha coccinea M.Roem. バラ科
 


この名札、なんという樹かしら・・・宿題・・・
 


マンリョウ 万両
サクラソウ科 ヤブコウジ属
Ardisia crenata Sims サクラソウ科
アルディシア クレナタ
 
 
ホトトギス
日本に自生するホトトギスは葉の付け根に花をつけるが
茎の先端に散房花序につく様子はタイワンホトトギスか両者の雑種と思われる
タイワンホトトギス 台湾杜鵑
ユリ科 ホトトギス属
Tricyrtis formosana Baker
トリキルティス
 


ヤツデの花

ヤツデ
ウコギ科 ヤツデ属
Fatsia japonica (Thunb.) Decne. et Planch.
ファツイア ヤポニカ
11~12月に茎の先端に多数の散形花序が集まった大きな円錐花序をつける
丸い1つ1つが「散形花序」で、それが集まった全体が「円錐花序」
1つの丸い「散形花序」を構成する花1つは
白い花弁が5枚 飛び出ているのが雄しべ
上から下へ咲いてゆく有限花序とみた
 
・・・そして、あとから検索してみると
上部の花序には両性花で下部の花序には雄花がつき
両性花は雄しべ先熟で、雌しべが成熟する前に雄しべが花粉を散らして自家受粉を避ける
・・・これは、この写真でわかるのだろうか?
花びらのついている花には雄しべ他見えるので両性花または雄花?
花びらが落ちているのは中心に柱頭が見えるから咲き終わった両性花だろうか?
奥深い・・・ヤツデ
 
この花の感じ、ウコギ科っぽいと思う
ウド、タラノキ、コシアブラ、カクレミノ、キヅタ、チョウセンニンジン、ホンコンカポック・・・などがウコギ科
 
 
参考: 現代いけばな事典p.688 松江の花図鑑