ねこじゃらし2

いけばな、いきもの、食べ物、音楽、散歩を楽しむ ねこじゃらし

201111 リンゴ3種

2020年11月11日 | 食べ歩き・お酒 他
フジ、紅玉・デリシャス・・・いま、いったいリンゴってなん品種あるんだろう
今日は、先日のサンふじ・シナノスイートとまた違うリンゴを買いもとめてみました

左から、青森県産・トキ、長野県産・シナノほっぺ、岩手県産・ジョナゴールド
 
トキ 250g
青森県五所川原市の土岐さんにより
「王林」と「紅月」を交配し得られた実生から育成したとして
2004年(平成16年)に品種登録された
「として」・・・というのは、
遺伝子調査で「王林」と「ふじ」の子の可能性が高いという結果が出ているからだそうです
ふじよりも緻密で果汁が多く
香りが非常に強く出る
標準的な糖度は14~15度
酸味が穏やかで甘く感じるリンゴ
平成29年の生産量は青森が88%で第1位
収穫期は9月末から10月中旬頃
貯蔵期間は2ヶ月で,食べ頃の旬は10月から11月
・・・・・
黄色いリンゴ、一部うっすらピンク色
この写真は色がうまく再現できていない
もっと黄色 もっとピンク
トキは佐渡かと思ったら、人の名前でした
香りはそれほどでもなかった
果肉はやわらかで、
酸味のないみずみずしいやさしく充分な甘さ
ご馳走様でした
 
 
 
シナノホッペ250g
濃い赤色、扁円形
長野県果樹試験場において
1987(昭和62)年に
「あかね」に「ふじ」を交配して得た実生から選抜、育成され、
2013(平成25)年に品種登録された
糖度は15~16度
酸度は0.3~0.4度
甘みが強く感じられ、蜜が入る
主な産地は長野県の長野オリジナル品種
須坂市での成熟期はは10月下旬から11月上旬(晩成種)
沢山出回り時期は11月中旬から1月頃
・・・・・・
サクッと歯応え 甘くて酸味あり 若々しい香り
果汁ほどほど 美味しいリンゴでした
長野県オリジナル品種の秋映・シナノスイート・シナノゴールドをリンゴ三兄弟というのだそうで、
このシナノホッペはそれに続くシナノシリーズのリンゴのようです
試験場のHPを見ると、
オリジナル品種には
早生種のシナノレッド、シナノリップ、シナノドルチェ、シナノピッコロ、シナノプッチ
中生種の高嶺、シナノスイート、シナノゴールド
そしてこの晩生種のシナノホッペ
と、戦隊物もびっくりのシナノ8兄弟? 9兄弟? 秋映を入れると10兄弟?
高の低い地域でも着色が良好
既存のリンゴ栽培地域ならどこでも栽培できます・・・ということで
シナノホッペはこれから期待されるリンゴなんですね
ご馳走様でした
 
 

ジョナゴールド 350g
残念ながら2か所悪くなってしまい、変色
本来の良さは体感できなかったかも・・・
果肉は柔らかサクサク 酸味が爽やか
ご馳走様でした
 
ニューヨーク州農業試験場で「ゴールデンデリシャス」と「紅玉」の交配で作出された
日本には1970年に秋田県果樹試験場に導入された
生産量は第4位で、身近な品種として人気がある
平成26年の生産量は岩手が第2位で全国13%(1位は青森の81%)
硬く緻密でシャキシャキ
果汁も多く、甘さと酸味のバランスもいい
収穫期: 10月上旬頃から約1カ月間
食べ頃の旬: 10月下旬頃から12月頃まで
 


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