フジ、紅玉・デリシャス・・・いま、いったいリンゴってなん品種あるんだろう
今日は、先日のサンふじ・シナノスイートとまた違うリンゴを買いもとめてみました
左から、青森県産・トキ、長野県産・シナノほっぺ、岩手県産・ジョナゴールド
トキ 250g
青森県五所川原市の土岐さんにより
「王林」と「紅月」を交配し得られた実生から育成したとして
2004年(平成16年)に品種登録された
「として」・・・というのは、
遺伝子調査で「王林」と「ふじ」の子の可能性が高いという結果が出ているからだそうです
ふじよりも緻密で果汁が多く
香りが非常に強く出る
標準的な糖度は14~15度
酸味が穏やかで甘く感じるリンゴ
平成29年の生産量は青森が88%で第1位
収穫期は9月末から10月中旬頃
貯蔵期間は2ヶ月で,食べ頃の旬は10月から11月
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黄色いリンゴ、一部うっすらピンク色
この写真は色がうまく再現できていない
もっと黄色 もっとピンク
トキは佐渡かと思ったら、人の名前でした
香りはそれほどでもなかった
果肉はやわらかで、
酸味のないみずみずしいやさしく充分な甘さ
ご馳走様でした
参考: 趣味の食材百科
シナノホッペ250g
濃い赤色、扁円形
長野県果樹試験場において
1987(昭和62)年に
「あかね」に「ふじ」を交配して得た実生から選抜、育成され、
2013(平成25)年に品種登録された
糖度は15~16度
酸度は0.3~0.4度
甘みが強く感じられ、蜜が入る
主な産地は長野県の長野オリジナル品種
須坂市での成熟期はは10月下旬から11月上旬(晩成種)
沢山出回り時期は11月中旬から1月頃
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サクッと歯応え 甘くて酸味あり 若々しい香り
果汁ほどほど 美味しいリンゴでした
長野県オリジナル品種の秋映・シナノスイート・シナノゴールドをリンゴ三兄弟というのだそうで、
このシナノホッペはそれに続くシナノシリーズのリンゴのようです
試験場のHPを見ると、
オリジナル品種には
早生種のシナノレッド、シナノリップ、シナノドルチェ、シナノピッコロ、シナノプッチ
中生種の高嶺、シナノスイート、シナノゴールド
そしてこの晩生種のシナノホッペ
と、戦隊物もびっくりのシナノ8兄弟? 9兄弟? 秋映を入れると10兄弟?
高の低い地域でも着色が良好
既存のリンゴ栽培地域ならどこでも栽培できます・・・ということで
シナノホッペはこれから期待されるリンゴなんですね
ご馳走様でした
ジョナゴールド 350g
残念ながら2か所悪くなってしまい、変色
本来の良さは体感できなかったかも・・・
果肉は柔らかサクサク 酸味が爽やか
ご馳走様でした
ニューヨーク州農業試験場で「ゴールデンデリシャス」と「紅玉」の交配で作出された
日本には1970年に秋田県果樹試験場に導入された
生産量は第4位で、身近な品種として人気がある
平成26年の生産量は岩手が第2位で全国13%(1位は青森の81%)
硬く緻密でシャキシャキ
果汁も多く、甘さと酸味のバランスもいい
収穫期: 10月上旬頃から約1カ月間
食べ頃の旬: 10月下旬頃から12月頃まで
参考: 旬の食材百科