ねこじゃらし2

いけばな、いきもの、食べ物、音楽、散歩を楽しむ ねこじゃらし

181007 新宿御苑 温室 幹に実のなる熱帯雨林の植物

2018年10月07日 | 植物・園芸など
温室に入るとすぐ、熱帯雨林の植物に、実がなっていました

パパイヤです


カカオノキ

枝の先や葉の付け根になるのではなくて
どちらも幹に直接実がなっているのが面白い



見にくいですけれど、カカオの場合は受粉や種子散布を助けてくれる哺乳類(いったい誰? 南米アメリカの哺乳類って?)の高さに合わせて幹に直接花や実がつくという説明
樹自体は樹高が10m(建物にすると3階くらいの高さ)になるというから、樹冠の葉はかなり高いところに茂ることになる
そうだとすると、葉の間に花が咲くと、たしかに、地面を歩いているたいていの哺乳類には届かないところに花が咲くことになる
鳥や昆虫なら花粉を運べるけれど、実は食べてもらえない
だから、低いところ、枝葉のない幹に直接花をつけるという
というより、哺乳類が受粉を助けるって例を知らなかった
花粉を体につけて運んでもらうのかしら?
(いったい誰? この高さに届く大きさの哺乳類って?)
花200~400に実1つくらいの割合であるとのことで
受粉の効率はかなり低いみたいだ

武田薬品工業さんの京都薬用植物園のHPにカカオノキの説明がわかりやすくかかれていました こちら↓
https://www.takeda.co.jp/kyoto/area/plantno25.html


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