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ねこじゃらし2

いけばな、いきもの、食べ物、音楽、散歩を楽しむ ねこじゃらし

220129 新芝川で カンムリカイツブリ

2022年01月29日 | 生物
旧芝川ではそちこちで遊歩道や護岸の整備、そこをさらったり、工事が行われています。青木水門では、水を抜いて浅くなったところにサギが来ています

コサギが2羽(1羽はみえませんが)、アオサギ

左のアオサギ、小魚を食べていましたが、コサギが近づいてきて、気になる様子
餌を狙う時は、ピタッと動きを止めて、ハシビロコウみたい
 
 
川幅の広い新芝川では・・・カモの群れ

工事のせいだろうか旧芝川ではカモがすくないけれど、新芝川ではぼちぼち見かけるようになってきた
この群れはキンクロハジロとオオバン、キンクロハジロは圧倒的に雄が多い
 
採餌中のカンムリカイツブリ

かなりの頻度でカンムリカイツブリを見かける、いつも1羽
足が後ろについていて、体の最も後ろでシュッと搔いて水中を泳ぐ
潜る時間を数えてみたらひょっこり潜って15~18秒、
2~30m離れたことろにチャぽんと音を立てて出てくる、どこに出てくるか予想が付かないけど音で出てきたのがわかる
学校のプールだったらスタートしてずっと潜ったままゴールまでいけそう
うまく小魚をくわえてあがってくる
この姿、冬羽
夏は首が茶色がかって、派手になるようだ、冬鳥だけど夏の姿も見てみたい
 
近年数を増やしていて、琵琶湖などで繁殖もしているという
 
ドイツにも冬鳥としてくるそうで、「良く潜るよね」と移住している同級生とメールで盛り上がった
 
 
 
夕焼け迫る帰り道

マガモの群れ、♂♀およそ半々 
 
これを食べようと思った最初の人はどうしてマガモにしたんだろう、他のも食べてみてマガモが一番おいしかったんだろうか
 
合鴨農法で稲作している知人がいる。やさしい味のお米ができる。
今年は鳥インフルエンザで合鴨のヒナの入手が遅れて苦労されたようだ
そうでなくても、毎年、キツネかテンかに襲われて多くのヒナを失うそうだ
合鴨は野生のマガモと、マガモを家禽としたアヒル(元マガモ)との子だから、要するにマガモの一品種
 
仕事を終えた合鴨をいただいたことがあるけれど、硬くてコクのある味だった
 
 

鳥と言えば、グリーンセンターにバードハウスがある
この写真のインドクジャク♀と他に♂が2羽、他にキンケイがいました
入口に湿ったマットがおいてあって「ここを踏んでからはいってください」とあるのは、大崎公園と同じく鳥インフルエンザ対策だろう
 
インドクジャク、飼い鳥が逸出して先島諸島の石垣島などに定着、四国と本州の一部(埼玉にも!)にも野生でいるらしい
圃場のハウスのネットにからまっちゃったキジを救出した時、けっこう大きくて怖かった(♂80cm♀60cm)。抱いたら暖かかったこと、びっくりしたような恐怖で見開いたような横目(眼が横にあるから正面見だったのか)だけ覚えている。雌だったと思う、記憶が定かでない。キジでも大きく思ったんだから、クジャク(90~130cm)に遭遇したら驚くだろうな
いけばなの姉弟子のHさんがお宅で飼っておられた。花材で尾羽が来ることがあって、そしたら「これ家にいるの」・・・って。餌は何を?と伺ったらドックフードとのことだった。もうずいぶん前の話

220129 グリーンセンター 5/5 ウメ 他

2022年01月29日 | 植物・園芸など
早咲きのウメが見たい、品種名も知りたいなと思って
グリーンセンターの梅園を見に来ました
 

ウメ‘冬至とうじ’
野梅性(一重咲き) 12月下旬~2月中旬 冬至の頃
中輪、白、花型が整っていて花付きもよい 正月の寄せ植えに利用される
 


ウメ ラベルが無くて品種名不明
 


ウメ‘八重寒紅ヤエカンコウ’ 
野梅系、濃紅色、中輪、八重 12月下旬~2月上旬、早咲き紅梅の代表種、正月用に利用される、樹勢は強い
 


ウメ‘緋の司’
ウメ‘緋の司’
緋梅系・紅梅性 濃紅色、中輪、八重 2月~3月 緋梅の代表品種、花15枚前後、雄しべ多い、バランスよく整開する
 
 

ウメ‘玉牡丹タマボタン’
野梅性(八重咲き) 2月上旬~3月中旬 大輪、八重、ふんわり、薄い黄色、花梅の代表品種のひとつ 樹勢強い・香りが強い鉢植え・盆栽向け
 


ウメ‘麝香梅’

ウメ‘麝香梅’ 満開でした
 
他に、咲き始めてまだ1~数輪だったのは
紅梅の‘錦光’ 薄紅八重‘蓮久’→蓮休?
 
ウメはまだまだこれから、また来たい
 
 
 
・・・ ・・・・・ ・・・・・・・
 
近くの小学校の生徒のために、柵越しに観察できるようにしてある「通楽(つうがく)植物園」

ツバキ‘朱雀門’
濃紅色、一重、抱え咲き、中輪
 
 
キンカン
Citrus japonica Thunb.
シトルス ヤポニカ
ミカン科 ミカン属
 
 

220129 グリーンセンター 3/5 大温室

2022年01月29日 | 植物・園芸など
彗星の様に尾を引いているのはカリアンドラの白花
 

耳かきの毛みたいのは雄しべ

この状態のを喜んで見ていたので、いままでたくさんの蕾が順に咲いていく様子を想像できませんでした
入口が高い位置にあるので、カリアンドラを間近に見られる大温室
カリアンドラ ハエマトケファラ 白花
和名: オオベニゴウカン
Caliandra haematocephala Hassak.
カリアンドラ ハエマトケファラ
マメ科 カリアンドラ属
常緑、花期は周年、分布はボリビア
枝葉ジグザグ、葉は2回羽状複葉、
グリーンセンターのラベルは花の写真入りで、学名には振り仮名がふってあるのでとてもありがたいです
 
カリアンドラは、、ギリシア語の「美しいおしべ」の意味
ゴウカンはネムノキ合歓木に近縁だから
 


ガジュマル
Ficus microcarpa L.f.
フィクス ミクロカルパ
クワ科 イチジク属
「垂れ下がっている根は他の植物に絡みついて絞殺すことがある」という情報が手書きで掲示してありました
西表ではガジュマルやアコウを観察しました。「絞め殺し植物」と呼んでいました
 


ラベルが見つからなかった木性シダ
 


新宿御苑でも咲いていました、ここでは間近に見られます
ハランアナナス

花も近くで見られます

ハランアナナス
Pitcairnia corallina Linden et Andre
ピトケアニア コラリナ
パイナップル科 ピトケアニア属
 
多年草 葉の形がハラン 分布: コロンビア,ペルー

カラテア ランキフォリア
Calathea lancifolia
クズウコン科 カラテア属
ブラジル 45cmになる ヤバネ状の模様で裏は赤紫色
 


エクメア ガモセパラ
エクメア ガモセパラ
Aechmea gamosepala
パイナップル科 サンゴアナナス属 
漏斗状のロゼット、常緑多年草、萼片が桃色、花冠は青紫色、花序は円柱形
この株は花が終わったところなのかな? 青紫色の花冠が見られない、額だけになっているのかと想像します
 
 

シシバタニワタリ トサカアヤメシダ
Microsorum punctatum 'Grandiceps'
サイトによってはPolypodiumエゾデンダ属
ウラボシ科 ホコザキウラボシ(エゾデンダ)属
アヤメシダ(文目羊歯Microsorum punctatum (L.) Copel.)の園芸品種
葉の先が不規則に分岐
分岐してない部分はなるほどタニワタリ
 


ヤマドリヤシ 山鳥椰子 または アレカヤシ
Chrysalidocarpus lutescens H.Wendl. 
クリサリドカルプス  ルテスケンス
ヤシ科 ヤマドリヤシ(タケヤシ)属
マダガスカル
葉は長さ2m 小葉は片側に60枚 
種小名は「黄色味を帯びた」、葉軸が黄色いから
この写真、この木ではそう黄色くは見えないけど、今度行ったらよく見てみよう
観葉植物として園芸上アレカヤシになっているのは旧アレカ属だったから
耐陰性・耐乾性があって室内でも育つ
 


パボニア インテルメディア
Pavonia intermedia hort.
アオイ科 ヤノネボンテンカ属
ブラジル 赤い副萼がよく目立つ 花期は夏・花色は帯紫白色 常緑
この属名、旧芝川の遊歩道に咲いていた小さなハイビスカスみたいな花、タカサゴフヨウもこの属だった、確か
ラベルの写真をみると雌しべ雄しべが集まっていて、雌しべの先が複数に分かれて飛び出しているのところが似てるなと思う
今度は咲いている花を見つけてよく見てみよう
関連: 210802
 


ネーブルオレンジ
Citrus sinensis (L.) Osbeck var. brasiliensis Tanaka
シトルス シネンシス ブラシリエンシス
ミカン科 ミカン属
この柑橘、花と緑の振興センターの果樹園にあった、白い花を見た
オレンジの変種 果実にへそ(英語: ネーブル)がある
オレンジ類の中では早熟(早熟とは木の年齢のことかな?花から実までの期間かな?)
 
植物の特徴のメモは主にグリーンセンターのラベルの情報と日本花名鑑④の記述から引用しました

220129 グリーンセンター 2/5 鑑賞温室

2022年01月29日 | 植物・園芸など
川口市グリーンセンターの観賞温室
申し訳ないけど、いつもサササッと通り過ぎて、何か見たことが無いものが咲いていたりすると立ち止まるくらいで、ほんと申し訳ない感じ
 
今日は、ランがきれいだなと思って写真を撮りました
黄色が好きなのか無意識に黄色いランの写真撮ってきちゃいましたが、他にもいろいろ展示してありました
ランというとやっぱり紫のカトレア、白い胡蝶蘭を思い浮かべますが実に種類が多いという印象
 
後日、町内の掲示板のポスターで、
2/5~14に「洋ラン展」開催と知り、
行ってみようかなと思った次第です
 

デンドロビウム himeji×moniliforme ‘さゆり’
素人的理解では・・・立ち上がった茎の節々に葉と花がつくラン
 
 

Cym. シンビジウム Sarah Jean `Peach'
素人的理解では・・・寒さに強く、屋外に放っておかれてもこの時期蕾が上がってくる丈夫なラン
このランの花茎は立ち上がるものだと思っていたけど、後楽園の世界らん展に行ったらこんな風に花茎が垂れるのも出品されてたのを思い出しました
逆さになっても花の上下の向きはちゃんとしてるんだな
 


BLC. ブラッソレリオカトレア Water Color `Orchidlibrory'
素人的理解では、この形がカトレア、ところが何々カトレア、なになになにカトレア、といろんな記号でいろんなカトレアがあるらしい
属間雑種ができる性質がそうさせているようです
しかも、近年分類が見直されたそうで複雑
それは置いといて、楽しもうと思いました
 
 


BLC. Prinsess KIko `Hohoemi'
素人の感想ですが、ランやバラには海外や日本の皇室にちなんだ、とくにプリンセスの名前を冠した品種が少なくないなと思いました
ミチコ、チチブ、マサコ、キコ、エリザベス、ダイアナ・・・
 


Pot. ポチナラ Golden Fax `Yellow Stone'
犬みたいな可愛い属名、子供の塗り絵みたいなはっきりした色合い
 
 
壁にラン科の「分類」「略記号」「属の解説」「世界の分布」などが掲示されていました
もっといろいろ、ここで勉強させていただけることあるな・・・と思いつつ、ラベル見にくいぜ・・・と根気が続きませんでした
帰ってから、記号の読み方などを検索してみて、けっこう面白いかもしれないなと、やっぱり今度のラン展に行こうと思いました
サンシャインシティ世界のらん展は1/6~10(終了) 
東京ドーム世界らん展が3/24~30
前に行ったときは、多すぎて圧倒されて、すごいすごいと見て帰ってくるだけでした。
ところで、「らん」とひらがなで書くのが正式?慣習?約束?なのかな?
 
 

パパイヤ→パパイア
Carica papaya L.
パパイヤ科
 
スタンプラリーが行われていました
パパイヤ、パイナップル、コーヒーノキ、バナナなどを見つけてスタンプを押す
親子連れが楽しんでいます
 


フブキバナ
フブキバナ
Tetradenia riparia (Hochst.) Codd
シソ科 テトラデニア属
非耐寒性常緑
シソ科で低木って、びっくり
花を見るとシソって感じはします
 
新宿御苑でも「咲いています」とSNSで発信していたこの花
温室の奥の方の高~いところに咲いていて、
見られるのは貴重なんだなと思ってました
ここでは、鉢植えで目の前で見ることができました
 
バックヤードで育てていて、こうしてかわるがわる見せてくれているんだと思うとあらためて感謝です
 
 

スティフティア

スティフティア クリサンタ
Stifftia chrysantha
キク科 スティフティア属
面白い形の花、キク科だから花は筒花の集まりだろうけれど、濃い色のところが筒花で薄い色のシュシュッとしたのは萼か毛かしら?
1/3にも咲いていました 花が長持ちなのか、違う鉢なのか
キク科で木というのはマーガレットなどでアリかなと想像がつくけれど
3mにもなり、炭や薪になるというのは驚き
 
 
 

220129 タケの開花 グリーンセンター 1/5

2022年01月29日 | 植物・園芸など
川口市立グリーンセンターでタケに花が咲いていました
場所は池の奥、上り坂の右側、キンメイチクとカンチクの間です



右に見える黒いカンチクより高く、花は頭の上から垂れさがっています
手前の緑の稈の竹です 稈は径5㎝くらいで環は1本にみえましたが、後日もう一回見に行って環は2本と確認
奥に見えるうす茶色に緑の線のはキンメイモウソウチク
 
これは環が1本に見えるのですが、東屋のとこの林のラベルにはマダケの仲間(環が2本)、とありました。
環が2本ならキンメイチク、1本ならキンメイモウソウチク
ラベルを疑うわけではないのですが、キンメイモウソウチクではないでしょうか慣れてなくて自信ないです
右の細い竹、稈が黒いのはカンチク
花が咲いていたのはその間の斜めの竹
 
帰りに、大花壇のところで職員さんに行き会ったので、このタケ(ササ?)の写真をお見せして伺ったところ、わからないとのことでした
ご親切にもう2人職員さんが出てきてくださって、その場所ならマダケだということになりました。
そして職員さんは花は見たことが無いこと、花が咲くとタケは枯れることを教えてくださいました
 
疑うわけではないのですが、ご一緒に実物を確認したわけではなく、元同僚で植物がお好きなFさんが調べてくださったのですがマダケなら開花は120年に1度とのことです。
 
これがほんとに花なのか、この竹の品種はなんなのか
知りたくてもやもやしています
 
参考: ポケット図鑑野山の樹木p.313 庭木図鑑植木ペディア
 
後日2/5、センターの観賞温室でラン展を開催しておられる蘭の愛好会の方が一緒にこの竹とキンメイチクとラベルのある竹とを見に行ってくださいました
花が咲いたのはグリーンセンターができる前からここの山に自生しているタケであろうこと、
別件でキンメイチクとラベルにあるタケは太いし環が1本なので孟宗竹だろうことを確認してくださいました
そこでセンターのアンケートに書いて問い合わせたところ、後日回答が来ました
1、花が咲いていたのはマダケかハチクで、区別は難しい
 いずれにせよ大変珍しいことで、古い職員さんでも開花の記憶が無い
2、キンメイチクはキンメイモウソウチクであるのを確認、ラベルを変更する
とのことでした
3,もう一件、サボテン温室のフイリバリュウゼツランにも数十年に一度の開花が見られていますが、らべるの和名がまちがっている。これにはフイリウスバリュウゼツランではないか。これもに訂正するとのことで、2
 
追記:
3)2月12日に行ってみたらリュウゼツランのラベルが訂正されていました
 
1)グリーンセンターの公式インスタグラム2/12にタケの花の写真と紹介文が発信されているのを2/20に発見しました。発信するなら教えてよ~~~
 
追記: 
タケの研究者の久本洋子先生という方のコラムを見つけました
2015年頃から香川・静岡・埼玉・千葉でハチクの開花情報が上がっており、2028年がピークと推定されているとのことです
川口グリーンセンターのタケは、このハチクの可能性が高いと思いました