通院で隣町まで一駅歩きました
ビワにもう蕾が付いていました・・・ケムケム・・・
ビワ バラ科 ビワ属
Eriobotrya japonica (Thunb.) Lindl.
いけばなでは、つやつやと濃い色の葉と実がつかわれることがあります
原産地は中国長江源流。日本では大分に自生と思われる野生の木があるそうです
江戸時代末期に中国から輸入され、生食目的で大規模に生産されるようになった
また、民間薬としても利用されている(何に利くのか今度調べて見よう)
属名のEriobotryaはギリシア語のErion(毛)とbotrys(ブドウの房)からきている
今日見たこの写真のように、毛に包まれた花序にちなんだ命名である
葉が小さいので柊・ヒイラギかと思いましたが、ヒイラギモクセイかもしれない
たしかな柊木犀は先日刈り込みしていただいたので花を見ることができないので
比べられないが、ヒイラギはもっと花柄が長いようだ
葉の鋸歯(棘)の付き方もヒイラギならもっと数が少ないのでは?
ピントが下の花序にあっていて、見にくいですが・・・う~んおそらく雄しべ2本・・・
ピントが下の花序にあっていて、見にくいですが・・・う~んおそらく雄しべ2本・・・
雄しべ雌しべの様子がわからん それに匂いも嗅いでこなかった
ヒイラギモクセイ 柊木犀 モクセイ科
Osmanthus x fortunei Carrière オスマンツス フォーチュネイ
ヒイラギとギンモクセイの雑種
香りといえば金木犀だけれど、
キンモクセイの学名はOsmanthus fragrans Lour. var. aurantiacus Makino
で、種小名は'良い香りの’の意味
金木犀は中国原産のギンモクセイの変種(var.)になる
日本で派生したという説もあるらしい
ギンモクセイは日本には雄株しか入っていないので、すると金木犀も雄株だけってことになる
そしてヒイラギモクセイがどこで作られたのか分からないけれど、日本でなら父親はギンモクセイってことになるな・・・
参考:
①監修:勅使河原宏・大場秀章,1999.現代いけばな花材事典.草月出版:p.541
②安藤敏夫・小笠原亮・長岡求,2007日本花名鑑④.アボック社:309
ピラカンサ バラ科 トキワサンザシ属
Pyracantha coccinea M.Roem.
ピラカンタ
果実の先端に残る黒いのは萼片
黄色の実はタチバナモドキ
参考①現代いけばな花材事典p.563 ②安藤敏夫・小笠原亮・長岡求,2007 日本花名鑑④.アボック社p.369