お年寄りの話し相手になって、
「私は幸せだよ。今、望むことは何もないよ」と、力のない声で言うおばぁさん。
「私はまだまだ、やりたいことがいっぱいあるよ!」と言った。
おばぁさんが別人のように、大きい声で「やったほうがいい!」と言った。
その時の迫力のある声は忘れられません。
やりたいことがあったらやりなさいと、親にしかられた気がしました。
人生の最後の後悔は、やって失敗したことよりも、
やろうと思ってもやらなかったことだと、そのお年寄りの一言で、私は気が付きました。
私に悔いのない人生を送りなさい!と言ってくれた、お年寄りに感謝しております。
健康な人でも不安な時に、黙って一緒にいるだけでその人は救われます。
これからも、大切な人が不安そうな時、黙ってそばにいたいと思います。