仙台バッハゼミナール

2000年4月24日、J.S.バッハの作品の解釈と演奏研究を通してその音楽への理解を深めることを目的として発足しました。

今日のゼミ

2009年09月09日 | 今日のゼミ
出席5人でした。
少し寂しかったですが、今日も楽しく音楽トークができました


2巻7番プレリュードは前回の直しを中心にしました。

前回☆としていた音型は、モチーフpとして扱わずに補足説明に留める事にしました。

32~41小節はゼクエンツを繰り返した後に曲中の最高音に向かう事を電球マークとしました。

そこで、この最高音は当時の楽器でも最高音なのかという疑問がでました。
当時の楽器について何か資料のある方は是非、次回ゼミで楽器についてお話下さい。



2巻11番プレリュードは面白い発見が!
数年前の分析資料と照らし合わせ、現在の分析をしたらモチーフaのとり方に違いが。

モチーフaが前回と違う理由は、出版社によるスラーのかけかたが大きな理由でした。

どうしてこうなったか、どうモチーフをとったら説得力があるかなど数年前よりはわかるようになってきているのかなと少しの希望がみえました。

とはいえ、モチーフaのみで話が止まってしまいました。
次回、他のモチーフ探しからします。


また、S先生が先日受講した平均律の講座の話をしてくださいました。
1巻24番の宗教性とテンポについて。




次回は9月28日(月)2巻7番フーガ、11番プレリュード・フーガ


コメントを投稿