少し暑さも落ち着いた感じがしますが…そんな27日(月)にゼミがありました。久しぶりの投稿ですm(_ _)m
6名集まって、いよいよ最後の発表となるII巻の24番について見ていました。プレリュードは特に、新バッハ全集に載っているロンドン自筆譜とアルトニコルの写本のどちらを取るか、によって音楽の表情がだいぶ変わりそうですね。
フーガは、典型的な二重構造(!?)かもしれません。理屈上で区切れるところと、弾いていて「区切れる」と感じるところが違ったりしています。第I巻にもよく出てきた、2つにも3つにも分けることができる(と考えられる)構造です。
それから、このフーガの出だしの音の動きが、どこかで聴いたことがあると思っていたら…《フーガの技法》の主題の、2つ目の音からの動きと似ているのでした。24番のfis-d-h-ais-h-cis....(h-moll)というのと、《フーガの技法》の(d-)a-f-d-cis-d-e....でした(^.^)
《平均律》が終わったら、コンサート…と思っていましたが、なかなか良いアイディアが湧かず。無理はしないで、とりあえずインヴェンションを中心にして、色々と探ってみましょう。尽きることのない、音楽の魅力。私たちは幸せね。 S
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