仙台バッハゼミナール

2000年4月24日、J.S.バッハの作品の解釈と演奏研究を通してその音楽への理解を深めることを目的として発足しました。

おとといのゼミ

2009年09月30日 | 今日のゼミ
おとといの、て…と言うツッコミはさておき

出席者は6人。
前回からの続きで、第Ⅱ巻 第7番のフーガを進めました。

このフーガは主題が大変長いのですが(6小節)
にも関わらず、語尾をぼやかす事無く使われています。
このような形も、ちょっと珍しいかもしれません。

対旋律Kは、決まった形で現れてなかったので
設定しない方向で進める事となりました。

そしてモチーフのくくりは、前回と少々変わりました。

途中、Th’を新しく追加したのですが
担当者いわく「そうかなと思ったんだけど、設定したら皆に反対されると思って…」
………。
それ程までに、皆の突っ込みは恐ろしいのでしょうか?!

皆さん。臆せず自分の意見は伝えましょう。
大丈夫です。
反対意見が出ても、みんな味方ですから。
(反対されると確かにへこむけど)

それからそれから

ヘンレのミス?(あるいは確信的)を見つけて盛り上がりました。

ただ、皆が持っている楽譜には新版がなかったので
最近のものでは直しているのかどうか、確認が出来ませんでした。

ヘンレの新版をお持ちの方は、是非ご一報ください。

(そこでも同じように書かれていたら…
 ……図書券とか、貰えるかなぁ)

次回のゼミは、10月19日(月)です。

今日のゼミ

2009年09月09日 | 今日のゼミ
出席5人でした。
少し寂しかったですが、今日も楽しく音楽トークができました


2巻7番プレリュードは前回の直しを中心にしました。

前回☆としていた音型は、モチーフpとして扱わずに補足説明に留める事にしました。

32~41小節はゼクエンツを繰り返した後に曲中の最高音に向かう事を電球マークとしました。

そこで、この最高音は当時の楽器でも最高音なのかという疑問がでました。
当時の楽器について何か資料のある方は是非、次回ゼミで楽器についてお話下さい。



2巻11番プレリュードは面白い発見が!
数年前の分析資料と照らし合わせ、現在の分析をしたらモチーフaのとり方に違いが。

モチーフaが前回と違う理由は、出版社によるスラーのかけかたが大きな理由でした。

どうしてこうなったか、どうモチーフをとったら説得力があるかなど数年前よりはわかるようになってきているのかなと少しの希望がみえました。

とはいえ、モチーフaのみで話が止まってしまいました。
次回、他のモチーフ探しからします。


また、S先生が先日受講した平均律の講座の話をしてくださいました。
1巻24番の宗教性とテンポについて。




次回は9月28日(月)2巻7番フーガ、11番プレリュード・フーガ


8月17日のゼミ

2009年09月05日 | 今日のゼミ
前回の内容です。
遅くなりすみません

来年4月でゼミ創立10年です
ゼミ創立10週年記念コンサートの提案がでました。
10月24日(日)で会場をおさえたいと思います。
抽選に当たりますように!
内容は未定です。

そのため、来年1月から予定していたⅡ巻の発表は延期になりました。
記念コンサート以後、Ⅱ巻の研究発表会を始めることになりました。


そして、設立当初からのメンバーI先生がゼミを卒業することになりました。
I先生の割り当ての引継ぎは以下のようになります。
Ⅱ巻10番→渡邊 Ⅱ巻20番→永沼


前回に引き続き、ソルミゼーションの話題もでました。
大石先生にその講義をしていただきたいと思っています。


Ⅱ巻6番では、前回の直しをしました。
構成図はシンプルになりました。

Ⅱ巻7番の発表もありました。
大変申し訳ないですが、手元に資料がないので何をやったか記憶がありません…。


次回は9月7日(水)です
Ⅱ巻7番、11番です。