仙台バッハゼミナール

2000年4月24日、J.S.バッハの作品の解釈と演奏研究を通してその音楽への理解を深めることを目的として発足しました。

研究発表会vol.15終了

2014年07月31日 | 今日のゼミ

研究発表会にお越し下さった皆様ありがとうございました!
今回は新規のお客さまが多く嬉しかったです。

前回までのお客様方からのアドバイスを受け、2巻のアナリーゼは1曲のみとし、1巻の同番の曲を演奏の視点から発表をしました。


平均律第2巻13番の発表


平均律第1巻13番の発表


平均律1巻13番、2巻13番演奏

ご案内

2014年07月29日 | ご案内
このブログをご覧の皆さま。

バッハゼミの発表会は、楽しいと思いますよ。

この、何でもすぐに手に入ってしまう世の中にあってなかなか手に入れられないもの-それは、充実した幸せな時間ではないでしょうか…

きっと、そんな時間を共有していただけると思います。

どうぞお気軽にお出かけください♪


7月15日のゼミ

2014年07月16日 | 今日のゼミ
出席7人+赤ちゃんでした。


月末の研究発表の13番リハをしました。
ちょうど1時間の内容。
今回から1曲にしぼってゆっくり丁寧に進めていきます。

また、1巻13番の話もはさみながら発表をします。
その内容確認もしました。
1巻については以前アナリーゼ発表はしてますので、演奏のためのアドバイスになる話題を中心になる予定です。

是非、皆さまのお越しをお待ちしております!

近頃思うこと…

2014年07月12日 | ゼミ雑談帳
皆さま こんばんは。
今年も、ふと気づけば半分以上が過ぎているではありませんか。何という時間の経過のスピード!

今日、大学でショパンのスケルツォをレッスンしているときに、院生が「何でこんなに同じことをくり返すんですかね」ということを言い出して。思わず私は「他に楽しいことがなかったからよ」と一言。
バッハの時代はもちろんですが、19世紀だってまだまだ…テレビもレコードもゲームもなかったんですよ。
せっかく、素敵なショパン様のコンサートなんだから、リフレインが何度出てきたって文句を言う客なんか一人もいなかったはず。しかも半分は即興でしょうから、楽譜になんか書いていないヴァリエーションがきっと楽しめたことでしょう。なんと贅沢で、そしてはかない時間…

皆さんはまだ考えられないでしょうけど…私は最近、本当によく”残された”時間のことを考えます。
中世からずっと気の遠くなるような時間をかけて作られてきた音楽。今の私たちが眺めているのは、その氷山の一角なんてもんじゃない、ほんのひとかけらだと思います。でも、その中に浸ることのできる幸せ。
あとどれくらい、この幸せを味わえるのかな。その時間を大切にしたい、とつくづく思う今日この頃です。