仙台バッハゼミナール

2000年4月24日、J.S.バッハの作品の解釈と演奏研究を通してその音楽への理解を深めることを目的として発足しました。

18c以降のピアノ

2023年11月02日 | ご案内

こちらの記事で紹介した、仙台バッハゼミナールメンバーによる企画 。

二日目のゼミメンバーによるコンサートに際して、こんな資料を作成してみました。

 

バッハの後に続く作曲家たちは、どんな楽器を使っていたのでしょうか。私たちが想像するいわゆる現代のピアノとは、すがたかたちがちょっと違います。

許可をいただき、オランダのフォルテピアノ修復家、エドウィン・ブンク氏が修復した楽器コレクションから、当時の楽器はどんなものだったのか抜粋してまとめてあります。

ご興味のある方は、彼のウェブサイトも是非訪れてみてください。興味深い修復過程も見ることができますよ!

 

https://blog.goo.ne.jp/photo/460615

Fortepiano

 


ワークショップ&コンサート開催!

2023年10月22日 | ご案内

8年ぶりに、仙台バッハゼミナールのメンバー皆でのコンサート&ワークショップを開催します!

 

22日は、2015年と同様に市瀬陽子先生をお迎えして「バロックダンス」のワークショップを。

23日は、バッハのインヴェンションと、後に続く作曲家たちの、バッハの音楽に影響を受けたであろう作品を並べたコンサートです。

 

ぜひバッハの音楽とその魅力を体感してください!

 

「We Love Bach Ⅲ」~こんなに楽しい!インヴェンションへの道のり~

開催日: 2023 年11月22日(水)18:00~ 

「バロックダンスのワークショップ」

   11月23日(木・祝)14:00~「コンサート インヴェンションへの道のり」

会場: 日立システムズホール仙台・交流ホール

チケット: 各日/一般¥3,000・大学生以下¥2,000・小学生以下¥1,500

     両日共通券/一般¥5,000・大学生以下¥3,000・小学生以下¥2,000

お申込みフォームはこちらから↓

https://forms.gle/UzmXmzpAB4VUwEzW6

 

お問い合わせ: MHKS(070)6625 - 9244 または info@mhks.jp

 

 


田原さえの世界 III~想い~

2021年05月18日 | ご案内

久しぶりの投稿です。新型コロナウィルスの影響が1年以上も続くなんて、前の「残念なお知らせ」のころに誰が想像したでしょうか。

「田原さえの世界 III~想い~」も、本来ならば4月17日に楽楽楽ホールで行うはずでしたが…それがかなわず(:_;)。でも、小さな会場ではありますが、この素敵なN-oval音楽サロンを使わせていただいて、2回に分けて行うことにしております。

それも、変異株の出現によって、またしても危うい雰囲気を醸し出していますが…もうすぐ、5月29日と6月5日(いずれも土曜日)です。東京も、永沼佳代さん、建部紘子さんと「バッハ三昧」を行った代官山教会で7月4日(日)に延期して行う予定です。無事に開催できますように。

それでも、ゼミは昨年の春からオンラインでの和声と通奏低音の講座を、宮城純一先生のご指導のもとで続けています!

今年の秋くらいには、小さな集まりができるといいな。こういう時こそ、音楽が心を癒してくれます。「バッハは人類を救う。」真実です♪


♪次回のゼミなど♪

2020年02月11日 | ご案内

音楽を愛する皆さまへ

早くも2月半ば。バレンタインデーも間近ですね(^^)/

さて、われらがバッハゼミの次回の集まりは18日(火)10時から、N-oval音楽サロンです。前回は3番D-durと4番d-mollを取り上げました。この3番はアウフタクトから始まりますが、最初の小節で最初のfis音からかかっているものと2つめのe音からかかっているものがあります。それは、おそらく…バッハの自筆譜を見るとちょっと微妙なので、研究者によって見方が違うと考えられるのです。Henle版でも、出版された年代が違うと微妙にスラーのかけ方が違っていたりしますし、本当に興味深いですよ。そういうものを、バロック時代の奏法や楽譜の書き方などを参考にしながら「どう弾くか?」と色々に考える。結局、自分なりの答えを出すにはその積み重ねしかない、と私は思います。

そのために、アンテナをいっぱい張るわけです。23日の宮崎先生の講座もそうです。バッハの作品を自分で納得できるように弾くには、カンタータなどの宗教曲を知らずには済みません。ヨーロッパから遠く離れて、宗教も生活も歴史も全く違う私たちが、300年前にヨーロッパで生まれた音楽に向かうには、ただピアノに向かうだけではなく、それなりの努力が必要ではないでしょうか。その前に少し準備もしつつ、18日に10番と11番を楽しみたいと思います!

そしてそして、来月28日には、今月の講座をさらに実践に生かすべく、ワークショップを開催します。シンフォニアの9番f-mollを手始めに、「多声曲」を感じるための2時間です。指導は四野見和敏先生。翌29日は、バルチュ先生をお迎えして、ドイツ語の歌の公開レッスンです。私には「音楽は語るもの」なので、言葉がとても大切。生きたドイツ語の発音やアーティキュレーションを体験してください。受講も、聴講も、本当に面白いと思います。


多声曲についての講座です!

2020年01月14日 | ご案内

音楽を愛する皆さまへ

一般社団法人になって初めての、素敵な講座です!

題してズバリ「多声曲って何?」ルターからバッハまで、多声曲の魅力を探ります。多声曲とは、簡単にいえば、複数の人がそれぞれ独自に歌い(演奏し)ながら、お互いに見つめ合い、語り合っているような音楽です。というと、すぐにバッハを思い描きますが、実はバッハよりずっと昔から、時代ごとに変化しながらも歌い続けられてきたものなのです。バッハの音楽を紐解く、大きな手掛かりになりそうですよね!

2月23日(日)第1部は10:30~12:30、お昼休みをはさんで13:30~15:30の予定で行います。

会場はN-oval音楽サロン。会費は各部2,500円、通しで4,000円。それと、資料のコピー代の実費です。

お問い合わせはMHKS:022-794-9244 または E-mail:sendai_bachseminar@yahoo.co.jp です。

さらに、3月28日(土)は、それを実感するために「多声曲を体感しよう!」として弾いたり歌ったり、ワークショップを行います。乞うご期待♪

 

 

 


♪次回のゼミなど♪

2019年12月18日 | ご案内

皆さま

いよいよ今年もあと2週間を切りました。早いですね~。

次回の、つまり今年最後のゼミは24日(火)10時からの予定です。前回に引き続き、8番と9番を色々な版で弾き比べてみます。テンポの指示など、全然違ったりして興味深いですよ。同じ曲でも、本当に人によって感じ方が違うものなんですね。シンプルなものだけに、驚くほど表情の違いがあります♪ どなたでも、当日参加費500円とコピー代だけで、参加して頂けます。事前にメールでご連絡いただければ、なお有難い。アドレスはsendai_bachseminar@yahoo.co.jp です。

ゼミはだいたい12時ころまで行って、その後はワイワイとクリスマスランチといきましょう!持ち寄りや適当に用意したもので、会場でそのまま楽しみたいと思います。前回から、青葉区錦町1-5-1 N-ovalビル1階のサロンに会場が変わりました。ここで、これから様々な講座やワークショップも開催していきます。

ちなみに、来年3月28・29日はバッハのカンタータのワークショップをしたいと思っています。声楽家はもちろん、ピアニストや器楽奏者にとっても、バッハの音楽を感じ取るのにとても大切なことを感じたり学んだりできる、貴重な経験だと思います。指導は、指揮者の四野見和敏さんと、武蔵野音大准教授のヨズア・バルチュ氏です。ドイツ語も、きっと身近に感じられると思いますよ。

ということで、まずは24日に。

 

 


報告とお知らせ

2019年11月21日 | ご案内

おかげさまで、15日(金)に「明日へ!Special Concert」~MHKS発足10周年記念 無事に終わりました。

この10年の歩みも、パネルにチラシを展示して皆様に見ていただきました。本人たちが一番感慨深い…(当然ですが)。それにしても、みんな若かったねぇ('_')

楽楽楽ホールは、キャパが600以上なのでちょっと大変ですが、響きと雰囲気の良さ、地下鉄から直接入れる会場、と、なかなか良いホールだと思います。ここを3階席まで満杯にしてみたいね!と、MHKSの代表理事とお話しておりました。

さて、われらがバッハゼミも、今月から新境地です。会場が変わるのはお伝えしましたが、メンバーでなくとも単発でご参加いただけます。会費は500円とコピーの実費をいただきます。レッスンや講座ではなく、自分たちで、楽しみながらバッハの(今はインヴェンションです)作品について考えたり、いろいろな楽譜を見たり、実際に演奏したり歌ってみたり。作品の分析も試みますし、通奏低音や和声についても臆せずトライします。

音楽を、”アカデミックに”味わう。そのことが、感性をより磨いていくと信じます。

ぜひ、皆さま気軽にお出かけください!


今月から、ゼミの会場が変わります

2019年11月07日 | ご案内

皆さま

今月から、我らがバッハゼミの会場が変わります。

青葉区錦町一丁目5番1号 N-ovalビル 1階のサロンです。昔のプラザホテル、現NHKの斜め向かいの角の裏に当たります。とても良い場所ですから、皆さん気楽にご参加ください!

今月は27日(水)10時~13時くらい。インヴェンションの8番と9番を中心に、色々と考えたり弾いたり、楽しくワイワイといきましょう♪

お待ちしています!


いよいよ10周年!

2019年09月18日 | ご案内

皆さま

早くも9月半ば過ぎました。今年もあと3ヶ月半ですね。

さて今日はお知らせです。我らがMHKSは10周年を迎えました。めでたい~♪ つきましては、11月15日(金)の18:30から(開演です!開場は18時)、太白区文化センター・楽楽楽ホールで、記念コンサートを行います。タイトルは「明日へ! Special Concert」。これまで10年間、若手演奏家を応援するコンサートもおこなってきた私たちの想いをこめたもので、演奏してくださった方たちの中から数名、それぞれのステージを披露してくださいます。

第1部は、可愛いマリン・ミュージックの歌声ステージと、田原のソロ・ステージ。来年はベートーヴェンの生誕250年ですから、それに向けて《月光》ソナタ全曲を演奏します。その前に小さなショパンのワルツを添えて。

第2部は、ゼミの建部紘子さんと伏見 姿さんに伴奏をお願いしていますが、同じくゼミのメンバーである千葉展子さん(フルート)、櫻井 希さん(ピッコロ!)、小田島航太さん(サックス)、浅野裕里香さん(ヴァイオリン)、そして京都から駆けつけてくださる磯村真綸さん(ソプラノ)という何ともゴージャスな顔ぶれ。それぞれの素敵な演奏を聴かせてくださいます。田原も伴奏しますよ。楽しみ!嬉しい!
チケットは、ヤマハ・カワイ・三立・山野楽器3Fピアノフロア・三越・藤崎 各プレイガイドで前売りしています。一般2,500円、大学生以下1,500円、小学生以下1,000円。
お問合せはMHKS:022-794-9244、FAXは022-794-9284、メールはinfo@mhks.jp です。 
 
ぜひぜひ、お運び下さい!素敵な時間になること請け合いです。これからもMHKSは、皆さまに上質で親しみやすい音楽を提供していきたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

公開レッスンの曲目

2019年03月25日 | ご案内

4月13日の桒形先生の講座について・公開レッスンの曲目

4月13日(土)の講座ですが、第2部公開レッスン(15:30~17:30)の曲目のお知らせです。

①平均律 第I巻 より No.13(Fis:)と、No.2(c:)のプレリュード

②シンフォニア No.5

③フランス組曲 No.3 より(どの曲になるかは当日)

 

という内容で、いずれもいわゆる”個人レッスン”というよりは、それを聴きながらみんなで色々と考えて行く機会にしたいと思っています。

たくさんのご参加をお待ちしております!