仙台バッハゼミナール

2000年4月24日、J.S.バッハの作品の解釈と演奏研究を通してその音楽への理解を深めることを目的として発足しました。

暗譜とか

2009年07月31日 | ゼミ雑談帳
ゼミではバッハ平均律の他、様々な話が出ます。
皆、音楽家なので、音楽関係の話が多いでしょうか。

せっかくなので、そんな四方山話も
ここで出してみては如何かな?
そう思った次第です。はい。


ピアノ弾きにとって、暗譜は避けて通れない道。
音があんなに多いのに、何故楽譜を見てはいけないのか。

コンサートで初めて暗譜を披露し
大喝采を浴びたクララ・シューマンを恨むべきか。
ヴィルトゥオーソを確立してしまった
フランツ・リストを恨むべきか。

………いや、
過去の人を恨んでいる場合ではありません。

私達ピアノ弾きに必要なのは
『いかにして暗譜をするか』
その方法を会得する事であります。

例えば、最初に大雑把に覚えて
後に細かく覚えていくとか。
片手ずつ覚えるとか。

どういった形が最適なのでしょうか?


3人ほどで話した結果、
最終的に「勘」と言っていた辺り
ツッコミどころ、満載です。
(だめだこりゃ)


皆さんは、どんな方法で暗譜をしていますか?


今日のゼミ

2009年07月27日 | 今日のゼミ
出席10人でした。
なかなかにぎやかで良かったです。


初めに前回のゼミで話題になったソルミゼーションについての話がでました。

ニューグローブで調べたものをさえ先生が説明をしてくれました。


その後、永沼さんが他のバロック講座を受講した際に使った資料を見せてくれました。

調性の考え方、修辞学など。
こういう知識がつくとますます楽しくなるかも知れませんが、道は険しいです。


今日は、平均律2巻6番についての資料のまとめを関さんがしました。
少しの手直しで資料ができそうでした。


次回ゼミは8月17日、2巻7番です。

バッハで教育論

2009年07月08日 | 今日のゼミ
タイトル変ですが、「今日のゼミ」です。

本日の出席者は6名。
主に『音楽を通して日本の教育を考える』
が、テーマでした。



いえ、ちゃんとゼミもやりましたが。


◎ さえ先生が参加された、桑形先生の「平均律講座」について。

平均律で書かれたバッハの「平均律クラヴィーア曲集」とは言え
教会旋法の影響が残る音の使い方がなされているので
後付けの機能和声法では、説明できない箇所もあるという事。

バッハゼミでは、そこまで専門的な掘り下げ方はしないものの
多角的な知識として、興味深い講座であった事が伺えました。

その他、平均律第Ⅰ巻第1番が、天上から地上に降りる曲だと言う事。
詳しく聞きたい方は、さえ先生にお話伺って下さいね!

◎ 平均律第Ⅱ巻第5番について

第Ⅱ巻第5番も、まとめに入ってきました。
資料の書き方の手直しを行いつつ、
モチーフの表記の仕方などを話し合いました。

主題やモチーフばかりで書かれている曲の場合
図の書き方が、どうしても込み合います。

解り易さと見易さを追求するには
これからも工夫と試行錯誤が大切ですね。

みんなで頑張りましょう~。

セキ


*** 次回ゼミは、7月27日(月)です ***