1年ぶりに、政治権力を奪還したブルジョアジーが最初に行ったことは、円高介入である。
しかもそれを「非不胎化」方式(日銀が介入のために市場に放出した“円通貨”を回収しない方式)でやれといい、ブルジョアのいうことを聞くしか能のない菅内閣と日銀は、即座にそれに呼応するというのだから、結果として、日銀が何の裏付けもない日銀券をばらまく(流通部面に強制的に価値章標をばらまく)ことによって、諸商品の名目的な価格は上昇することになる。
つまり、真正のインフレである。
そういう点では、菅内閣と日本銀行はいとも簡単にルビコン川を渡ってしまったのだが、恐ろしいことには、正気を失った日本資本主義の後を、すぐにもアメリカやヨーロッパが追いかけるであろうということである。
つまり、世界的な規模での“通貨戦争”とインフレの時代の開幕である。
こういう時代を生き抜くだけではなく、よりよい世界のために生きようとするのは困難であるのだが、時代は若い人にそういうことを要求している。
しかもそれを「非不胎化」方式(日銀が介入のために市場に放出した“円通貨”を回収しない方式)でやれといい、ブルジョアのいうことを聞くしか能のない菅内閣と日銀は、即座にそれに呼応するというのだから、結果として、日銀が何の裏付けもない日銀券をばらまく(流通部面に強制的に価値章標をばらまく)ことによって、諸商品の名目的な価格は上昇することになる。
つまり、真正のインフレである。
そういう点では、菅内閣と日本銀行はいとも簡単にルビコン川を渡ってしまったのだが、恐ろしいことには、正気を失った日本資本主義の後を、すぐにもアメリカやヨーロッパが追いかけるであろうということである。
つまり、世界的な規模での“通貨戦争”とインフレの時代の開幕である。
こういう時代を生き抜くだけではなく、よりよい世界のために生きようとするのは困難であるのだが、時代は若い人にそういうことを要求している。