サンカといっても、すぐわかる人はそう、いないと思います。説教強盗、サンカ小説と続くとなんとなくと、想像できるかなぁ・・・。山窩「川原や山中に簡単な天幕もしくは小屋をつくり、一箇所に定住せず、箕つくり、箕直しを主な生業とし・・・」、そういう人たちがつい最近まで実在していたらしいです。といっても、昭和40年くらいまでのハナシらしいです。まぁ、今言う、アウトドアライフ?そんなもんじゃないと、わかってるんですが・・・、ビーパル、そんなもんじゃない ! 研究者によると、歴史的意味合いもあって、源日本人という人もいるらしいです。ホントかなぁ・・・。・・・竹取物語の竹取の翁、も、箕つくり、箕直しを生業としていたんだよなぁ・・・。この本、そんなこと書いてないんだけど、翁、婆もサンカだったのかなぁ、と思ってしまいます。この本の帯のキャッチに「漂泊の民」とあるのに引き込まれてしまいます。神秘的で興味深い本です。83p~88p、2003年8月「かなかな」で「サンカの手仕事展」やった時のことが出ています。三角 寛、山窩小説の第一人者です。・・・そういえば、縁あって、雑司が谷演房(池袋文芸坐創始者、三角寛の自宅を稽古場に改装、現、ステーキ寛)で芝居の稽古していたときのこと、やたらと、薬、漬物、酒の本がたくさんあったように記憶しています。当時、へんなアトリエだなぁと思っていました。寛さんの部屋だったのでしょう。残念なことをしました。そうと知ってたら、漬物本、一冊くらいもってきてたのに・・・。・・・ついでに、今、あるのかどうか、知りませんが、文芸坐の喫茶店で、秘伝の梅酒(それは、旨かった)をグラス売りしてた時、豊島税務署、どこで聞いたのか、すぐやって来て、酒税法違反だというので、即、販売中止になったことありました。自分で飲むぶんにはいいんだけど、売っちゃあイカンということだったらしいです。ドブログといっしょだぁ・・・。
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昭和の時代に、そんな生き方をしていた人たちがいたんですね。
おりんを思い出します。「瞽女」という職業があったこと、つい数十年前まで活躍していたこと。
日本の歴史って、知ってるようで知らないですね。