ソチ冬季パラリンピック、アルペンスキー男子回転座位で、鈴木猛史選手が金メダルを獲得した。鈴木選手が一言。「うれしい。車にひかれたことで人生が変わった。今回のメダルでも変わったのかなと思う。障害者になってからも普通の子と同じように育ててくれた親に感謝している。」3度目の出場での金メダル。過酷な試練と戦ってきたのではないかと察せられる。鈴木選手おめでとうございます!!<o:p></o:p>
先日、「第30回『平和の日』青森の集い」が開かれ、作家の浅田次郎日本ペンクラブ会長ら8人が4組に別れリレートークを行いました。<o:p></o:p>
1組目は、日本ペンクラブ副会長の下重暁子さんと詩人のアーサー・ビナードさんが「言の葉」をテーマにトークを繰り広げました。<o:p></o:p>
お二方とも本県出身の詩人・高木恭造を例に、方言の魅力や大切さを強調していました。ビナードさんが、「高木の言葉は、津軽に根ざしている。本質、根っこがあるから、どんな言葉に訳しても生き物として育つ。まるで乾燥ひじきを戻すようなもので、英語にすると2倍以上の長さになる。それが高木の詩のすごさ。」と語ったのが印象的でした。<o:p></o:p>
ビナードさんが、萩原朔太郎の詩「旅上」を日本語と英語で朗読しました。。英訳された詩を読むことで、日本語が時代ともに変化してきたことや豊かな表現を味わえるということだと思います。
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ふらんすへ行きたしと思へども<o:p></o:p>
ふらんすはあまりに遠し<o:p></o:p>
せめては新しき背広をきて<o:p></o:p>
きままなる旅にいでてみん。<o:p></o:p>
汽車が山道をゆくとき<o:p></o:p>
みづいろの窓によりかかりて<o:p></o:p>
われひとりうれしきことをおもはむ<o:p></o:p>
五月の朝のしののめ<o:p></o:p>
うら若草のもえいづる心まかせに。<o:p></o:p>
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On the way…Sakutaro Hagiwara<o:p></o:p>
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France is where I’d like to go,<o:p></o:p>
But France is so far away……<o:p></o:p>
Maybe I could just get a new suit<o:p></o:p>
and travel to wherever my feet<o:p></o:p>
and the train will take me.<o:p></o:p>
As we chug up mountain pass.<o:p></o:p>
I lean against the sky blue window<o:p></o:p>
following my own carefree thoughts<o:p></o:p>
----dewy shoots of grass unfurling on
a May morning.