高校野球 秋の千葉県大会 ３回戦 専大松戸 Ｖｓ 成田

専修大松戸　ベスト８！　


　　成田０１００１０００１＝３
　　専松１００００１１１×＝４

２８日、成田大谷津球場の第２試合。

アウェイで行われた勝負は専松が勝利して準々決勝へコマを進めました。

専松の先発は、２回戦に続いて角谷君。苦しいピッチングが続きましたが、５回までをなんとか２点に押さえて、期待の新人原くんに繋ぎました。

成田の先発は、１年生背番号１８の藤澤君。ゆったりと足を上げたあとは、身体を沈めて中日の山本昌のようなピッチングフォームで投げます。後半少し打ち込まれましたが、なかなかいい投手でした。

この試合の見所は４つありました。

まず、４番に大野くんが座りました。そして初回に先制タイムリーを放ちます。その後ヒットは出ませんでしたが、なかなか強い打球を飛ばしていました。今後も期待大です。

原君がスターティングに入りませんでしたが５回裏に代打で登場し、三遊間へヒットを放ち、さらに７回にはランナー２塁から強烈なライト線へのタイムリー2ベースを放って専松逆転を演じました。すごい！

西田君は５番でしたが、３打席目、４打席目と連続タイムリーを放ちました。特に４打席目の当たりはデカかった。HRかと思いました。これで西田くんも吹っ切れて復活でしょう！３打席目のタイムリーが出たときは、目に涙が滲んでしまいました。

そして、原くんのピッチング！
初めて見ました。やっぱり、なかなかにすごい！
ストレートはキレがある。
変化球はよく曲がる。普通のピッチャーとは明らかに違う。
カーブ、スライダーどちらもいい！
ちょっとものが違う感じがしました。

７回表、原くんはちょっとチクハグなプレーでセンター前ヒットを許し、さらに送りバントを取った原くんの１塁早急がそれてノーアウト１、３塁という大きなピンチを迎えました。２－２の同点。終盤となったこの回に勝ち越しを許すと厳しいという状況で、その次を２連続三振をとり、三人目をライトフライに仕留めて０点で乗り切ったピッチングは勝利をグっと引き寄せました。そして原くんのポテンシャルの高さも垣間見えたピッチングとなりました。

結果的に接戦となりましたが、専松は負けないチームという風格がありました。いつかは追いつき、いつかは逆転する。そんな期待というか信頼を感じるチームだと思います。

次は市立船橋が相手。どんな試合になるか今から楽しみです。
きっと勝手くれるでしょう。明日は金子くんが先発か？
とにかく頑張れ専松ナイン！




　　　
専松先発　角谷君


　　
専松2番手　原君


　　
成田先発　藤澤君




先制点を叩き出した専松大野君



原くんの逆転タイムリー2ベース


専松逆転のホームイン


西田くん本日2度目のタイムリー　でかい当たりでした！



ガッツポーズの西田くん


4点目のホームイン


成田ピンチ


最後のバッターを三振に仕留めてゲームセット