あさやん通信

おいらの日記、徒然なるままに!

湯川秀樹の言葉

2012-06-20 01:28:14 | いい話
日本人として初めてのノーベル賞を受賞した理論物理学者の湯川秀樹博士。

中間子理論などで素粒子物理学の発展に大きな功績を挙げた人物として有名です。

こういった、物理学を極めた人たちは、その過程の体験を通じて、非常に哲学的な言葉を残していたりします。

今回は、その一つを紹介します。




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現実は痛切である。あらゆる甘さが排斥される。
現実は予想できぬ豹変をする。あらゆる平衡は早晩打破せられる。
現実は複雑である。あらゆる早合点は禁物である。

現実はその根底において、常に簡単な法則に従って動いているのである。
達人のみがそれを洞察する。

現実はその根底において、常に調和している。
詩人のみがこれを発見する。
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前後関係が分からないままこの文章を読んでもピンとこないかもしれませんが、
釈迦が説いているとこと通じるような、真理に対する洞察なんだと思います。