あさやん通信

おいらの日記、徒然なるままに!

澤木興道老師の言葉

2012-06-01 01:49:19 | 日記
6月ですね。

早いものです。

月初めだし、心を洗うためにも、いい言葉に触れてみようと思います。

で、今日のいい言葉とは、澤木興道老師の言葉です。

昭和を代表する曹洞宗の名僧澤木興道老師は、道元のいうところの只管打坐を徹底して行じたお方で、心に響く言葉をたくさん残しています。

その言葉は、自由でストレートで真っすぐ心に飛び込んできます。そして、われわれの心までも自由にしてくれます。

興味深い言葉を改めて少し紹介してみます。なんかすっきりする感じがしませんか・・


■何にも後悔することはない。自分が負ければ向こうが勝つ。神様から見れば同じことだ。

■ケツの穴だからというて卑下せんでもいい。足だからというてストライキやらんでもいい。頭が一番エライというのでもない。ヘソが元祖だというていばらんでもいい。
 総理大臣が一番エライと思うておるからオカシイ。目の代わりを鼻ではできぬ。耳の代わりを口ではできぬ。みな天上天下唯我独尊である。

■人間はいつの間にか「私」が入ってしまう。

 「ああよかった」何がよかったのかといえば「私がよかった」というだけの話じゃ。

■このごろグレン隊やら何やらが悪いことしてつかまると、「環境が悪いので」とか何とか言いおる。
 いったいどんな環境がよくて、どんな環境が悪いのか。金持ちの息子に生まれれば悪いのか、貧乏人に生まれればいいのか。
 だいたい男一匹に生まれて「自己がない」ということこそ、真に環境が悪いんじゃ。