あさやん通信

おいらの日記、徒然なるままに!

心はゴムひも (続き)

2010-01-29 01:48:38 | いい話
立花大敬の心はゴムひもの続きです。

私は歩くのが大好きで、駅から勤め先まで四十分歩くのです。勤め先が標的ですね。私がいつも不思議に思い、有難く感謝するのは、私は一度も的をはずしたことがないのです。百発百中です。駅を発して気がついたら別の地点に到達していたということはありません。順路を変えることはありますが、必ず勤め先に到着しているのです。
どうですか、不思議に思われませんか。別に、的に当てなければ、着かなければと、ずーっと思い続け、集中を続け、神経をピリピリさせていたわけじゃありません。さっと目標地点を設定して歩き出します。それぞれの地点で必要なことをやってゆきます。車に注意したり、赤信号に停まったり、東の空が赤く染まってゆく様に見とれたり、桜の開花を楽しんだり・・・、そしていつの間にか勤め先に着いているのです。
勤め先に到達するという目標を設定しますね。それから、心のゴムひもを伸ばして、その目標地点にくくりつけます。これを無意識にやっているのです。それから歩き始めます。その歩きは自力の歩きではなく、目標地点からおのづと引き寄せられてゆく他力の歩きとなっているのです。ですから、あとは目標について、常に思い続け、集中を続けている必要はないのです。その時々に必要なことをやり、刻々に変化する風景に融け込んで楽しんでいれば、おのづと目標は達成されていて驚くのです。
最後に、〈心のゴムひも法〉の手順を復習しておきましょう。

(1) 目標を設定する(未来の一点に目標の杭(くい)をしっかり立てます。あとで心のゴムひもを取り付けますからぐらつかぬよう)
  
目標設定の方法は三通りあります。
(a) 言葉・・・目標を短く、口調のよい言葉にして、繰り返し称えます。
(b) 意識・・・目標が実現した光景をイメージ化します。感情もこめること。
(c) 身体・・・●目標達成につながる行為の実践 ●すでに達成したとしてふるまう●目標をシンボル化した身体表現を行う(仏教の印などはその例)

(2) 未来の一点に打ち立てた目標の杭に心の両手(ゴムひも状のものとイメージする)を伸ばし、その手を杭にしっかりくくりつけたとイメージする。

(3) 現在の地点から、そのゴムひもの力で、おのづと運ばれつつあるとイメージする。(うれしい、有難いという気持ちを忘れない)
 以上の(1)から(3)をくりかえし実践します。


だ、そうです・・・