日経ニュース拾い読み

朝夕、日経を拾い読み、週末は「今週の株式総括」で市場をふり返り、次週の予測を展開する

今週の株式総括0417

2009-04-19 09:08:18 | 今週の株式総括
今週の株式総括0417
小沢疑惑で息を吹き返した麻生政権だが、あの訳の分からない雑誌を持ち出して、記者に逆質問した首相、矢っ張りこれはダメだ。あの意図が分からない。今までの漢字の読み間違い、失言や失態を報道から追求された仕返しなのか。こんな人に今の日本を委ねているのは不安どころか、もうほんとに悲しい。
公務員改革は後退一方の麻生政権、今回の追加経済対策で、業務急増を見込むため日本公庫は予定していた減員を凍結するという。消費者庁ができ、調子に乗って首相は「スポーツ庁」を創設する。景気悪化をいいことに、中小企業を支援とか、消費者保護など、もっともな口実で公務員の居場所をつくる。
「天下り廃止」が別のかたちに変わって拡大していく。官僚支配の政権では、もう日本は救えない。政権をささえて与党の中にも、麻生で改革は無理と中川氏が動き出した。

米国の経済指標で「半年先見通し」の改善が相次いできた。4月のNY連銀製造業景況指数や住宅建設業者指数は、6カ月先予想がNY同時テロ直後以来の急反発を見せており、年後半に向けた楽観論が台頭している。先行き予断は許さないものの世界的なリフレーション政策を受けた景況マインド改善が景気の下げ止まりを促し、経済指標の下げ止まりが一段のセンチメント改善を促すという好循環入りが注目され始めた。
http://members3.jcom.home.ne.jp/seifujii/spb/kiji_kouzai.html
を見ると、次第に明るいニュースが多くなった。悪材料をむしろ出尽くしと株価反発がでる。

最大益ボード指数が、IDX70以上でNK(4/9),NY(4/1)ともに売りシグナルとなって、NKは7日、NYは12日と、売りシグナルが経過した。NKの半日足は既に陽転しているが来週には一日足も陽転してくる可能性が高い。NKの一目均衡表は雲の上限上抜けは、昨年7月以来の久々で売り圧力が薄くなった。今までの下げ相場の様な売り急ぎとなる急激な下げの危険性は無い。NK,NYどちらも高値もみ合いの状態で安心買いの域ではないが、昨年の10月末のリーマンショックの安値7000円割れの信用売り期日が4月末到来し買い支えに働く。
名実ともにGDP比3%に迫る過去最大の経済対策15兆円の景気浮揚に繋がる。補正成立が6月末としても、10-12月までにはGDP押し上げ効果となって現れる。
株価は半年先を読む。

日経拾い読み0419

2009-04-19 07:01:39 | 株式ニュース
20090419(日)
*ミニ保育所、設立支援、厚生省方針、分園の基準を撤廃、待機児童削減へ
*民法を抜本改正へ、11年にも、消費者の保護重視、契約反過失無くても賠償

*GM向け部品の債権保証、日本勢、米政府に支援、ヨロズに続きデンソー検討
*債務株式化、GMに480億ドル支持、メディア報道、米政府金額上積み

*資本注入行配当25億ドル、米財務省、公的資金7行が返済

*新日鉄43%減益、前期経常、在庫の評価損響く、1月時点の予想を約400億円上回る、資源価格下落、原材料在庫評価損膨らむ

*欧州の主要証券取引所、国境をまたぐ株取引可能、他国の銘柄に対象拡大、神鋼勢力に対抗

*液晶TV、中南米生産2.4倍、パナソニッック成長市場に照準、年率3割の成長市場

--4/18夕刊--
*温暖化対策で自治体が後押し、環境車購入や新エネルギー導入に基金、環境省総額550億円を配分
*丸井今井、高島屋が支援起業に、週明けにも発表、全4店存続案を評価
*NY株、3日連続8000ドル台、経済指標や企業決算好感、景気・業績まだら模様、慎重論も根強く

日経拾い読み0418

2009-04-18 05:21:50 | 株式ニュース
20090418(土)
*国内工場閉鎖100ヵ所超、主要企業昨年度下期、上期の4倍、成長事業にシフト、設備過剰を解消

*追加支援、GMは50億ドル必要、4ブランドに資源集中、遅れる再建協議、利害調整なお難航、破産法活用と両にらみ

*米GE、1-3月35%減益、金融事業低迷が長引く
*グーグル1-3月増収率低迷、収益源育成新たな課題、リストラ成功、携帯向け広告期待

*東芝、6月にも5000億円資本増強、半導体・原発の競争力を強化、設備投資4割減、今年度非正規社員3900人削減、資本増強、コスト構造も改革、

*百貨店売り上げ高、過去最悪6.8%減、昨年度、衣料品の不振鮮明

*リチュームイオン電池の開発・生産体制の連携を強化、日立がグループ各社と
*米シティ黒字転換、1-3月最終利益1600億円、証券部門の損失減少

*米国の金融機関業績悪化に一服感、1-3月超低金利などが下支え、個人向けの焦げ付きが今後の焦点に
*消費庁、10月にも民間人の長官案

*地方の景況感大幅に悪化、日銀総括判断更に厳しく、7地域を下方修正、設備投資で調整、消費者心理は改善、4指標半年ぶりすべて上昇

*首相「スポーツ庁」新設構想、教育再生懇談会で、トップ選手養成

*公務員改革内憂再び、中川氏ら独自法案議連、幹部の降任・降給を盛る、政府案と対立鮮明、反麻生の存在に腐心、衆院選後に再編の軸を狙う

*バイオエタノール、米で生産会社破綻相次ぐ、原油安で価格低迷、大手を軸に再編が加速も
*中国卸売物価3月6%下落、デフレ懸念強まる

*ハイブリッドフォークリフト、ニッケル水素電池を採用、トヨタ自動織機、他社製品より軽く

*半導体製造装置、受注3月も低迷、BBレシオ0.30最低を更新
*丸紅、一転25%減益、ダイエー業績悪化が響く

*大手不動産3社の賃貸事業、現金収入、前期が過去最高、今期は伸び悩み、オフィス市況急速に悪化

*商船三井、経常益5割減、今期1000億円、資源輸送船の市況低迷、自動車船の荷動きも悪化

--4/17夕刊--
*日本企業格下げ急増、昨年度の4倍、自動車や電機、業績悪化が響く、過度の不安は後退

*車用鋼材値下げへ、新日鉄などトヨタ向け

*パネル全体折り曲げ可能、世界最速の有機トランジスタ、東大とシャープが開発

*グーグル、売上高伸び悩み、1-3月6%増、10-12月比は減、ネット広告減速響く、コスト削減、純利益9%増

*住信、最終黒字を確保、前期9割減の50億円に
*電気自動車購入時に最大74万円、英が補助金、対象者の量産が開始される2011年から補助金が支給される

日経拾い読み0417

2009-04-17 07:37:56 | 株式ニュース
20090417(金)
*6ヵ国協議再開へ北朝鮮を説得、米朝直接対話に期待、中国外相が会見、経済でも対米関係重視、米国債購入継続を示唆、米は中国の為替操作国認定を見送る、経済対立を避ける

*中国景気、下げ止まりを探る、一部で生産回復、輸出不振は続く、1-3月。6.1%に成長減速

*バイオ燃料本格普及へ、ブラジル大手首都圏に進出、今夏にも販売開始、ペトログラス、日本市場に足がかり、普及には課題も

*米金融大手健全度で4分類、米政府が検討、問題校には資本注入、横並び対応に転機、下位行の健全化は検査の精度がカギ

*米住宅着工51万戸前月比10.8%減、3月過去2番目の低水準、悪化ペースは和らぐ
*米商業用不動産2位ゼネラルグロース、破産法申請負債2.7兆円、今年最大の規模

*40道府県で人口減、75歳以上が14歳以下を上回る県が倍増、少子高齢化が加速

*日本公庫、減員凍結へ、追加経済対策をめぐり、業務急増を見込む
*三菱UFJ投信、低コストETF、信託報酬0.08%、来月上場

*JPモルガン10%減益、1-3月純営業収益は48%増
*ノキア純利益1-3月90%減

*古河電工、光ファイバーインドで合弁生産、BRICsを網羅

*洋上LNGタンク、IHIが低コストで生産、愛知に新設備、従来の3分の1
*欧州新車販売8%減、3月独仏伊は増加マイナス幅は縮小
*三井化学中国合弁事業を強化、石化最大手と、生産品目を増やす

*工作機械受注85%減、3月中国の設備投資不調
*千代建、経常益20%減、今期受注減り前受金急減

*経営存続リスク開示、27社に増加。全12月期、不動産関係が覆い

*SUMCO、赤字400億円
*東芝、営業赤字2500億円に、前期予想より300億円縮小

--4/16夕刊--
*中国、6.1%成長に減速、1-3月、92年以降最低、追加対策を検討、生産減速に歯止めも、3月伸び率上向く、需要回復はなお不透明

*世界パソコン出荷7.1%減速、HP米でも首位に

*米景気悪化、一部緩やかに、地区連銀報告、全体底入れには時間、米地区連銀報告、住宅、消費に薄日、雇用の悪化、なおお重しに

*砂漠で太陽光発電、超伝導で効率送電、東大、チリで試験計画、太陽電池や超伝導材料メーカーに酸か呼びかけ


日経拾い読み0416

2009-04-16 06:37:35 | 株式ニュース
20090416(木)
*ルネサス・NECエレク統合、半導体世界3位、巨額投資へ規模拡大、来春メドに最終調整

*アデランスにTOB提案、ユニゾン33.4%目標、スティールに対抗

*電気自動車、走行距離1.5倍製造コスト6分の1、30年度にはガソリン車並みに官民で蓄電池開発、210億円投資

*成長部門強化へ、企業が大型配置転換、構造転換と雇用料率、シャープ太陽電池などに1700人、トヨタ車載電池生産へ派遣、配置転換は政府支援と両輪、従業員の負担増加も

*中国商業銀行が資本増強に着手、資本増強枠4兆円、不良債権増に備え
*大手の9生保、そろって逆ざや

*自動車の米在庫、適正に近づく

*株式買い取り、日経平均に連動する上場投信ETFが対象、12年3月まで

*携帯サイト視聴率算定、業態ごとに順位、利用方法など分析、広告に判断基準、官民共同秋にも実験
*4月の月例報告、2ヵ月連続で判断据え置きへ

*ファイアット提携合意へ強気の交渉、クライスラーに労務費削減を迫る、撤退も示唆、労組をけん制

*米鉱工業生産1.5%低下、3月、設備稼働率が最低
*米消費者物価は0.1%下落

*マンション契約率前月比16.6ポイント改善7ヵ月ぶり70%台、3月、首都圏で改善、価格下落や新規供給の抑制奏功、在庫も圧縮

*トヨタ・日産・ホンダ、米在庫「適正」に近づく、3月前月比平均2割減、販売回復にはなお時間

*武田、減益幅31%に縮小

*外食低価格でも苦戦、、消費者利用先を選別
*安川電、最終赤字55億円、自動車向けなど不振

*逆風の自動車業界で上方修正、関東自動車、一転黒字に、コスト削減が押し上げ

--4/15夕刊--
*新築オフィス空室率急上昇、東京・大阪3割超、名古屋4割、3月末、割高な賃料敬遠
*レナウン、経営陣総退陣へ、株主提案に対抗、主導権維持を狙う

*米、北朝鮮と直接協議も、特別代表言明、6ヵ国再開を目指す
*FRB議長、時価会計緩和を支持、ドル試算きわめて安全

*インテル55%減益、1-3月CEO、底入れに期待
*ネット広告、英政府に法改正勧告、欧州委、閲覧履歴転用を防止
*米政府、GM株など保有も、融資の一部を株式化

日経拾い読み0414

2009-04-14 07:59:35 | 株式ニュース
20090414(火)
*住金、インドに製鉄所、高炉から一貫・合弁設立を検討、2000-3000億円投資、15年メドに稼働、自動車向けに供給

*コンビニ型スパー、イオンが5000出店、大型路線見直し
*コンビニ成長鈍化、タスポ効果が一巡

*消費者行政の監視強化へ、消費者庁法案与野党が協議、縦割り解消が課題、実働部隊不在、実行性は不透明

*米シティが日興シティ証券、大半を売却へ、大企業サービスに特化
*アジア金融を一元管理、日中韓の賢人会議、新機関を提唱

*公募株式投信、資金流入9割減、昨年度足下では回復の兆し

*ビッグ3決断力で明暗、再建策大詰め、フォード大胆リストラ先行、GMはコスト削減が後手、クライスラー技術力強化怠る、政府がGMに破産法前提の再建策を

*消費者ローン、米で焦げ付き増加、10-12月延滞比率4.2%、17年ぶりの水準

*中国不動産価格下げ止まる兆し、3月一部で下落幅縮小、余剰資金が流入

*博報堂、CM効果を測定、企業向け、ネット経由で結果提供、TV視聴者が5段階で評価、広告戦略づくり支援

*日本ユニシス、充電スタンド参入、電気自動車向け、設備管理・課金も、11年度1000台で稼働

*リチウムイオン電池、最短1分半で充電、東芝がハイブリッド車用開発
*太陽光発電、伊藤忠、日米で拡大、販売・施工会社を買収

*島忠、一転経常益22%減、家具販売が急減
*住生活G純利益97%減

*エーザイ、営業益6%増
*住友不動産、純利益30%減、前期

--4/13夕刊--
*企業物価2.2%下落、3月6年10ヵ月ぶりの下げ幅、需要減が影響、消費者物価に波及も、デフレ圧力に警戒強まる
*バンコク非常事態宣言、タイ首相強行姿勢に転換

日経拾い読み0412

2009-04-12 07:10:52 | 株式ニュース
20090412(日)
*中国政府系の食料備蓄会社と丸紅が、穀物大量調達で提携、日中連合で交渉力強く、日本向けにも活用

*日銀、自己資本を増強、財務悪化に備え、準備金を積み増し、危機対応で損失の恐れ、円の信認低下を防ぐ狙いも

*大手銀、リスク管理体制強化、組織増強や一元化で不良債権の増加防止
*地方中堅企業支援に軸足、三セクは対象外に、地域力再生機構、自公・民主法案修正へ調整

*賃上げ1.78%、5年ぶり縮小、一時金は16%減、業績悪化が響く、6割超が賃下げ・雇用減

*日中韓首脳、議長声明採択へ連携、対北朝鮮、6ヵ国協議早期に再開

*個人向け国債、販売最低に、今月分3200億円、前回比36%減

*トヨタ今期も営業赤字に、販売700万台割れ、今期、円高が響き採算悪化
*NTT光回線純増数12%減、初の前年割れ、住宅市況悪化が響く

--4/11夕刊--
*ASEAN関連会合、デモで異例の混乱、に中首相会談開けず、日程を再調整
*融資やインフラ整備、緊急時をにらみ政府が夏にも対策、農産物の安定輸入を支援

*中国、銀行融資が最大の伸び、3月28兆円増、景気刺激策を反映

*米財政赤字上期1兆ドル、過去最悪のペース、金融危機対策で大幅増
*オバマ大統領「米経済、希望の光も」FRB議長らと金融安定策を協議、数週間内に追加策
*マイクロソフト、ヤフーと提携協議、ネット検索・広告で

今週の株式総括0410

2009-04-11 10:35:04 | 今週の株式総括
今週の株式総括0410

政府・与党は景気下支えで雇用・環境を重点に最大56兆円の追加経済対策決定した。真水10兆円が一挙に5割り増し15兆円とし、09年の日本の財政支出は対GDP比3.0%、IMF推計より1.6%増加し08年―10年累計でGDP比財政支出が3.8%と日本がドイツを抜き、米国に次ぐ積極財政国となる。

霞ヶ関が全面協力で麻生政権を応援することにより出てきた政策である。

彼らの一番の擁護者は麻生政権であり、自民党そのものなのです。政権の交代を一番恐れているのです。彼らの身の保身は、自民政権が続くことにあるのです。あれだけボロボロだった麻生政権が、小沢献金問題でようやく反転の兆しが見えてきたところ、この明かりを消すまいと、「財政均衡がなんだ」、「国債増発がなんだ」、それより景気回復が一番なんだと、選挙にむけて霞ヶ関が全面的に自民支援を始めた。

よーく考えてみよう。あれだけ連続失態ばかり繰り返す麻生政権を、これでまた生き返らすことは、今まで政府を追及してきたことが無に帰すこととなる。補正は今の景気にとっては、最も重要だがそれを政争の具とすることは、選挙民はよく見定めておかなければならない。断っておくが私民主党を支持しているのではない。自民党では、もはや公務員改革をすることが出来ない。改革のためにはまず政権交代が必要だと思うからである。

いよいよ東京市場が9000円台に好調に展開かと期待されていたところに、水曜日の米国株式の急落は、冷や水をかけるところとなった。しかし連続して下げることはなく、ちょっとしたスピード調整といったところか。先の急落のような重苦しい売りの圧力は薄れてきた。

NKの一目均衡表をみれば、既に株価は雲の上であり、米国もいよいよ雲を上抜けた。昨年6月以来のことである。いずれも今後の上値での戻り売りの圧力が薄れることを示している。4月末にかけて昨年の安値を付けた6ヵ月目の期日が到来する。昨年の9月10月は、リーマン破綻などから景気悪化で緊急経済対策が叫ばれていた頃で、日経平均は26年ぶりの安値となり、ヘッジファンドなどの「空売り」が市場を恐怖相場に陥れた頃です。売り勢力が市場を闊歩していた。株価9000円への戻りの段階でも、不信感はなお多く、一層の空売りが増加したようだ。信用貸借倍率はまだ0.65倍なのです。チャートで見ると実線上の赤丸が6ヵ月応答日です。

景気指標も次第に明るいモノが出るようになり、大幅赤字決算などが悪材料出尽くしで逆に株価が上昇する減少にまでなってきた。しかし殆どの投資家は相場上昇の恩恵を受けていないどころか、指をくわえてただ見つめるだけ参戦すらしていない。あれよあれよと上昇する様に、一部機関投資家では、「持たざるリスク」さえ懸念されだした。

日経平均は3月26日高値8636円から500円強急落した倍返しの9163円が当面の目処。9000円大台がトライされるようなら、その先は9500円台も視野に入ろう。昨年6月戻り高値1万4489円から3月10日安値7054円までの下げ幅の3分の1戻し水準である。

 

 「最大益ボード指数」で、NKもIDXは高原状態を横ばい、NYもIDX下落方向だが、急落の兆しはなく今週はスピード調整で個別銘柄物色の展開。一目均衡表では雲の上限をどちらも上抜けした。明らかに売り圧力が薄れたことを表す。NK100日回帰線もなだらかな上昇傾向、月末にかけて6ヵ月安値売りの期日到来など、過去最大の追加経済対策の策定や、在庫調整や機械受注など一部経済指標の底打ち陽転の兆しが相場を後押し。
「ふくろう速報」今週はこう記した。


4/7 am11:38配信「最大益ボード」を注目の皆様へ、第48弾

「空売りの買い戻しに注目!!!!」

景気悪化と、その上地政学リスクをために、上げの段階でも売り乗せた向きがある。日証金信用倍率はさらに0.61となってきた。昨日の米国株などの下げにもかかわらず、日本株は殆ど下がらずスピード調整程度の調整。

最大益ボード指数ではNKがINXが、買い過熱水準を示すが、「買いシグナル」になった。NYは依然として「売りシグナル」が点灯のままだが。

6752パナソニック(100株単位)ボックスの高値1200円抜けから本格化と速報通りの動きに入った。押しは積極買い。

6728アルバック(1/14速報フォロー)

半導体製造装置の不振が業績の足を引っ張ったためだが、太陽電池製造装置は薄膜太陽電池一環製造ラインが2008年日経最優秀賞に選ばれた。今や世界のグリーンニューデール策で太陽電池製造会社は注目の的。07年8月10日高値5390円から08年11月21日902円まで売り込まれた。その安値売りの期日が今月から来月にかけてやってくる。売りの安値の信用期日買い戻しが、今後の上げ相場を主導する。

昨年の高値1903抜けで、いよいよじり高状況から上げ足が軽くなる。

8308りそな銀行(3/30速報フォロー)

銀行株の中で今年になって安値を付けた銘柄が多いが、当社の安値は昨年の10月31日725円まで値下がりした。既に2月27日に1729円と大幅値上がりを達成した。大幅な自社株買いでが貢献した分けだが、信用取り組みは0.34とその間売り残が大幅に積み上がっている。米国の金融不安で連れ安し、その間の悲観人気一層の売り残を積み上げとなった。その安値期日の到来が今月末にかけてやってくる。



日経拾い読み0410

2009-04-10 06:00:05 | 株式ニュース
20090410(金)
*三菱化学塩ビなど2事業撤退、過当競争脱却、成長分野にシフト、化学再編引き金に、エチレン設備統廃合も

*首相構想、アジア経済規模2倍に、2020年メド、国内雇用400万人創出

*株買い取り、首相直轄機関で判断、最大50兆円、財政赤字、消費増税も、補正提出27日メドに、追加経済対策きょう決定、贈与税減税1月分から
*三井住友FG8000億円増資へ、財務基盤強化

*日経平均昨年水準を上回る、世界の株価戻りに格差、新興国、不安後退・欧州回復鈍く

*節約助け好決算、ユニクロ上方修正、ニトリ最高益、お得感演出、厳しい選別に苦戦も

*3メガ銀、赤字1兆円規模、前期最終損益、取引先の業績低迷、貸し倒れ引き当て金積み増し

*信金中金、赤字1840億円に拡大、前期最終損益有価証券の損益拡大
*大手銀、貸出残高5.2%増、08年度伸び率18年ぶり最高水準

*長期金利上昇4ヵ月ぶり水準、国債増発や株価上昇で

*東アジア首脳会議などきょう開幕、金融安定化へ協力推進

*中国、新車販売が最高、3月5%増、1-3月、世界首位、中国企業景況感、悪化幅が大幅縮小

*米ウェルズ・ファーゴ、大幅黒字に転換、1-3月30億ドル、ワコビア買収で

*米住宅販売最悪期脱却も、政府対策が効果2月指標化以前、価格下落は長引く公算

*昭和電工・丸紅、高機能素材を共同生産、インドネシアに一貫工場、アルミナ300億円投資最大級
*エルピーダ1社と提携へ、台湾半導体新会社、外資と交渉、米マイクロンは断念
*省エネ家電購入、コジマなど160品目

*工作機械受注、3月84%減m、底ばい続く

*携帯ネット販売拡充、ドコモ、新規契約も対応
*ブルーレイ、10月に共同開発会社、パイオニアとシャープ発表

*イオン医薬品PB売り上げ高3倍、11年度メド、低価格化進める、薬事法改正をにらむ

*インテリジェンス、従業員2割削減、新卒の半数110人出向

*セブン&アイ今期純利益33%増、特損減少、コンビニは営業減益
*ファミリーマート最高益に

*企業年金、利回りマイナス17%、08年度過去最低

*新日鉱GHD、1000億円黒字、今期経常、石油部門の採算改善、在庫評価益も下支え
*大林組が上方修正
*ツムラ、営業益最高に、190億円、3-5円増配公算

--4/9夕刊--
*東南アジア、財政出動を拡大、GDP比2-6%、タイやマレーシア内需刺激
*追経済対策を了承、自民、財政支出15.4兆円・事業規模56.8兆円、株買い取り、政府保証枠、実施主体をめぐり調整続く

*機械受注1.4%増、非製造業3.3%増、製造業は過去最低
*三井住友、赤字3000億円、前期最終、貸し倒れ引当金積み増し

*米景気底割れ強く懸念、FOMC3月の議事録要旨、長期国債購入決断の引き金に
*EU27ヵ国、金融対策400兆円、欧州委報告、政府保証や資本注入

日経拾い読み0409

2009-04-09 06:40:57 | 株式ニュース
20090409(木)
*追加経済対策、財政支出15兆円に、贈与税、非課税枠610万円に、子供手当、第1子から、需要穴埋めどこまで、財政支出は最大、国債増発、10兆円規模、消化が課題、衆院選控え支持層に厚く

*大衆薬ローソンも販売、調剤薬局と提携、先ず都内で

*街角景気、下げ止まり、悪化テンポ、より緩やかに、3月判断、連続で上方修正

*日銀総裁、、金融安定が重要、危機克服へ全力、資金繰り支援策拡充、企業に警戒感残る、景気回復は不確実性が高い

*液晶大型シフト、シャープが加速、堺の液晶工場10月稼働、価格下落に対応、中小型は一部閉鎖、コスト減へ海外生産も、中小型再編の主戦場に、大型はパナソニックとシャープ2陣営に集約

*国交相「地方負担見直し、公共事業、情報開示を強化

*中国ASEANと投資協定、ETF駆け引き、日韓などと激化
*武田薬品、北欧・カナダ進出

*倒産件数、6年ぶり高水準、昨年度12%増、負債2.4倍の14兆円
*新車購入補助、独、予算3倍以上、利用殺到を受け6600億円

*米2月卸売り売り上げ高0.6%増
*米、失業増でも賃金高、石油関連など、熟練者確保で待遇拡充、企業収益圧迫要因に

*次世代電池、ハイブリッド車向け量産、ホンダとGSユアサ、11年春、年10万台規模

*家電量販店、軒並み上昇、経済対策案を好感、実施まで買い控え懸念も、国が費用負担して商品購入にポイント還元

*東電、今期最終黒字、原発6月再開なら585億円改善、株価は1.86%45円高
*ヤマトHD、宅急便取り扱い個数、今期は横ばい、

--4/8夕刊--
*太陽光発電居住者に還元、住宅メーカーなど新サービス、グリーン電力取引制度活用、現金化で普及を促す

*2月国際収支、経常黒字55.6%減、輸出入とも最大の減少率、世界経済の縮小を映す、経常黒字08年度半減の公算

*古河機械金属など、1ミリの乳癌でも見逃さず、早期発見へ新装置

*コンテンツ配信、米大手、多様化を来そう、音楽でアップルは発売時期で価格差、書籍のバーンズ高機能携帯向けに
*不良資産、受け皿機関設立、アイルランドが欧州主要国で初

*政策投資銀増資1.7兆円、政府方針、追加出資額押さえる

*米アルコア、赤字499億円、1-3月期最終、アルミ販売不信
*携帯出荷40%減、2月、8ヵ月連続前年割れ
*米大手企業の経営者、景況感悪化止まらず、指数初のマイナス、雇用絞り込み」