日経ニュース拾い読み

朝夕、日経を拾い読み、週末は「今週の株式総括」で市場をふり返り、次週の予測を展開する

今週の株式総括0413

2007-04-13 22:03:14 | 今週の株式総括
今週の株式総括0413
 アジアや欧州市場の株式は、世界同時株安前の高値を更新している。なのに日本株の現状はどうだ。ダウだけは上昇すれども、同時株安時に個人投資家が仕込んだ銘柄は、依然と低迷して儲からない。せっかくチャンスと個人投資家が出たにもかかわらず、買いは全然まわってこない。個人投資家は、売り越しが続く。「下がれば買い、騰がれば売る」逆張り戦法なのだが、上昇の時の買い付け銘柄は中小型株が主流で、個人投資家の市場占有率も25%と大幅に下がり、しかも買い付け主力の中小型株は、下落するばかりでは、ダウ平均は上がっても個人投資家は儲からない。
新日鉄や、ソフトバンクや中小型株などの戻りが鈍いのがそれだ。

 証券の社員の話、客から相談を受ける銘柄は、何時の時も戻りが鈍い。みんなが高値で買い付いて評価損を抱える、当然売りたい人が多いから需給関係が悪い。みんなが投げきって誰もが見向きもしなくなったときから、本格的な戻り相場は始まる。高値で買った人が投げて相場が始まることになる。何時の世でもこれは変わらない。
 何せ日経平均だけはそんなに下げていない。ならば先物を買っている人、円安を頼りに国際優良株を買っている人、ヘッジファンドなどは儲けているのか?
あるヘッジファンドに出向した投資顧問のトレーダーが、驚いたという。4割―5割の利益を上げているが、開発した数学者が数人、すべてコンピュータによって売買で40-50銘柄だけで運用している。売買はめちゃくちゃ早い。質問をしたが説明するわけにいかん、お前らに教える暇もないし、教えても分からないし、企業秘密だと教えてくれなかったそうだ。

こんな市場で個人が太刀打ちするには、そんな投資家が扱っていないような銘柄で、日柄整理で下値を確認し、単純に25日線が上向いてから、買い出動をしても決して遅くない。毎日売買するヘッジファンドやトレーダーのような投資家の売買について行くと、常に後追い傾向で高値つかみの安値売りの「婆つかみ」の投資になってしまう。

下降中の銘柄を買いたい場合、誰もが安いところを買って高いところを買いたいのは、みんな同じだが、確実に上昇傾向を捉まえて投資をすることが必要だろう。
その意味から個別銘柄もやはり「最大益ボード」で「買いモード」に転換しだ銘柄で、買いだしても決して遅くない。日経平均は今週の火曜日から25日移動平均線が上昇に向かっている。「指数最大利益ボード」NK平均も「買いモード」となった。
神様ではないのだから最安値は買えない。

チャートと日経平均予想のコメントが間違って挿入されていました(修正07/04/16 11:45)
さて「最大益ボード」が、下した来週のNK平均の予想は、
Nk 現値17363.95(-176.47)
買(3_6)シグナル(17670.07_20070411)が点灯して3日目です。シグナルモードは、平均6日間続きます。 買いチャンスです。 慎重に利食い優先で攻める。売りきめしながら 
数日中にも「売りシグナル」に変わるか売り決め体制に入る。
あすには「売りシグナル」に変わる可能性があります。
SWと INXは 52↓60, 60↑58(90~19) 60-予 パターン=( 10_3_+1) 買い益=978.9
評価星取表=☆☆☆★

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「最大益ボード」のパスワードは「matsuzaka」
よき週末をどうぞ。