雪交じりの冷たい雨が降っている11月最終日です。
ポスティングは出来ませんので、先日下取りしたミシンを整備しておこうか?と思っていましたら、持ち込みで同型のミシンの修理依頼が有りました。
ジャノメのコンピューターミシン、エクールM-500です。
知人に貸してから調子が悪いって事でしたが、お客様の前で試し縫いしようと思いましたが、下糸が上がって来ません。
針が曲がっていたりしないか?と針を外そうとした時に触った針止めネジが何か嫌な感じです。
針は曲がって居なくて、針板を外して釜と針のタイミングを見ましたら全然合っていません。
これじゃ縫える訳がなく、お預かりで修理に成りました。
針止めネジが嫌な感じがしたのは、正常なら右に真横に伸びている筈なのに、少し後ろに傾いています。
固い物を縫って針棒が上がって傾いたかな?
そのくらいなら楽勝🎵
と、思ったのですがタイミングを合わせた筈なのに試し縫いすると目飛びします。
なんじゃこれは?
何度針棒の高さを調整してもダメで、やむなくサービスマニュアルを開きました。
まずは針棒変位量の調整。
色々と手順が有って、針棒を下死点より3.4mm上昇させる。と、有りますが専用のゲージが無いので短く切った物差しで大体この位!で合わせる。
次は針深さの調整。
これも数値が書いて有るのですがゲージが無いので長年の勘で合わせる(笑)
これで大丈夫か?と思いましたが、やっぱり目飛びする(´;ω;`)ウッ…
あとは針と外釜のすき間調整。
針棒を前後に動かして調整しますが、これも標準は-0.10mm~+0.05mmで合わせると書いて有りますが・・・
はい、これも感で合わせるしか無いです。
難儀しましたが無事修理完了しました。
本社に送らないと直せないか?とちょっと思いましたけど、無事に直って良かったです。
おまけ
今日は廃棄ミシンの回収業者の方に来てもらいました。
廃棄と言っても買い取って行って貰えますので、ちょっとお小遣いが出来ましたヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
何を買いましょうか?
ん~~~、やっぱり酒かな?(笑)