ダイソー出現！

ついに北米のわが街の近く（といっても車で３０分くらい）に、「ダイソー」が出現した！さっそく友人とくりだした。間口は狭いが、奥が深い。手前には、和の食器、小物、竹製品、キッチン用品。右奥には、文房具、ガーデニング類。左奥には、台所用品、収納用品、洗濯用品。とにかく日本の製品は、「かゆいところに手が届き」「デザインもかわいい」ものが多い。はじめは、手ぶらで入った私だったが、すぐにショッピングかごが必要になってしまった。

買ったものの一部を紹介しよう。台所用ふきん、たわし、スポンジ、はし、荷造ひも、つまようじ、計量カップ、ヘアバンドなど。全部で１７点。＄２７の散財である。これでも絞って買ったつもりだ。これで、夫、子どもと入店したら、この倍の金額にはねあがること間違いなしだ。

しかし、ふと私（私たち）は不安になった。「果たしてこの店はいつまで存続するのであろうか」と。白人のお客さんはほとんどいない。にもかかわらず店員さんの数が多い。日本の製品の良さを白人の人に知らしめることができれば！しかし商品説明は全部日本語。もう少し日本人のいる地域に出店していれば、客足も増えるだろうに。それとも、口コミでどんどん成長するだろうか。

近頃ここら辺では、和食器を扱ったお店や、日本の雑貨店が閉店に追い込まれているという。「ダイソー」の今後の健闘を祈るとともに、目の離せないお店である。

余談だが車中、久しぶりに（２０年ぶりぐらい？）「十勝花子」の名前を聞き、「あ～ず～き～、とかちっちっ」のＣＭ（あずきのアイスだったかな？）のフレーズが頭からはなれないで、困っている私である。