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気楽にいきましょう!

バイク好きオヤジのひとりごと

女房のカブ70 クラッチユニット交換

2019年11月20日 | カブ
女房のカブ70、エンジン始動のときキックペダルを踏むと
グニャ~とした感触でクラッチが滑っています。
そんなわけで、この前整備したクラッチユニットと交換します。

クラッチカバーを外すには マフラー、ステップ、キックペダルを外す必要があり

もし、マフラーが外れなかったり、ヘッド部分のスタッドボルトが折れると
今回の整備そのものが出来なくなるので

まずは、マフラーの取り付けネジに

浸透潤滑剤を吹き付け、30分ほどして緩む事を確認してから作業を始めます。

潤滑剤が浸透する間に工具の準備

クラッチカバー固定ボルトは8mmの六角頭なので
8mmのロングソケット+エクステンションバーで緩めます。

クランクケースの中にはオイルが入っているので、カバーを外す前に

オイルを抜きます、ちょうど交換時期だったので真っ黒です。

マフラー、キックペダル、ステップの順に外しますが

マフラーも問題無く外れ、スタッドボルトも大丈夫です。

カバーを外すとクラッチユニットが現れます

組み立てるときもこの状態なので、記録として画像を残します。

クラッチユニット中央のカバーはM5の皿ネジで固定されていますが

硬く締まっているので、ショックドライバーを使わないと緩みません
無理すると部品を壊すことになるので、正しい工具を使いましょう。

さらに、クラッチ中央のナットを緩めるにも

専用工具が必要になります

クラッチ周りの整備を自分でやるなら、まずは工具を揃えてから始めます。

組立は分解の逆、クラッチカバーを組み着けるときは
自動遠心クラッチ用のチェンジリンクが外れないよう、燃料コックをOFFにして
車体を左側に倒すとやり易かったです。

全ての部品を組み付けて 完了です

オイルを入れて、試乗しますが 問題ありませんでした。

今回の整備で オリジナルの仕様から変更したところ

シリンダーヘッド部分、マフラーの固定ネジを
標準的な鉄製の6角ナットから ステンレス製の袋ナットに変更しました
これで、スタッドボルトが錆びて緩まなくなることがなくなります。

外したクラッチユニットを分解して 各寸法をチェックして
次にどう整備して使うか、考えることにします。

部品取り用に カブ50のクラッチ手に入れました

2019年11月17日 | カブ
カブ70と90のクラッチの部品取り&構造確認用として
カブ50のクラッチを手に入れました。

外観に致命的なダメージ無く

中古部品にしては まぁ、そこそこ綺麗


カブ50とカブ70&90のクラッチの大きな違いは

遠心クラッチ用のウェイトが カブ70&90用が7枚に対し50用は4枚

クラッチが回転してウェイトが遠心力で外に広がったとき
物理の法則どおり、重い方が大きな力を発生するので
より低い回転数でクラッチ板を押すことになります。

これは、50と70&90の実用回転数の違いだと考えられます
50のほうがより高い(ある程度のトルクが発生している)回転数で繋がり
停止状態から無理なくステートするためでしょう。

クラッチハウジングやクラッチ板
フリクションプレートは50から90まで同じものだし
OHのときには、基本的に消耗品は新品に交換するので
50用でも70&90に使える部品はたくさんあります。


クラッチ内部の
クラッチスプリングとウェイトがセットされているドライブプレート

この部品の形状がいちばん大きな違いですが

基本的な構造や寸法は同じ、ウェイトがセットされる溝が

4枚が入る幅なのか7枚が入る幅なのかの違い

ウェイト自体は同じもので数が違うだけなので、この幅を7枚入る幅に広げ
クラッチスプリングを90用にして
ウェイトの数を増やせば90用と同じクラッチになるらしい。


消耗品のクラッチ板とクラッチスプリングは社外品の新品を使うとして
このウェイトを純正部品で買うと、税込1個154円するらしく
50仕様から90仕様にするため必要な数12個だと1848円

50用クラッチが送料込み これ以下の値段で手に入れば
その他の部品も含め純正部品を買うよりお得なので、今回手に入れたわけです。

50用のクラッチを90仕様にするには 1個分のウェイトじゃ足らないんですが

もう1個のクラッチユニットは我が家の、このカブ50のエンジン内にある訳で

その2個を組み合わせれば 90仕様のクラッチが1個作れ
さらに、余った部品を予備の部品としてストック出来ます。


またひとつ楽しみを見つけた訳で、カブ50の排気量アップ計画と合わせ
ぼちぼちやっていきましょう。

カブ、クラッチスプリング用シム

2019年11月15日 | カブ
カブのクラッチスプリング用のシム
クラッチディスク3枚の減りを合計すると1mmくらいと言う事で
1mm厚のシムをスプリング下に追加して組み直す事にしますが
肝心のシムが手元にありません。

で、クラッチベースとクラッチスプリングの寸法を測ると

内径10.5mm、外径14.5~16mmでちょうど良いみたい
機械部品のリストで調べると内径10.5mm、外形16mm、厚さ1mmの
鉄製ワッシャーが市販品として存在しています。

それがすぐに手に入れば良いんですが、必要なのは4枚
代わりになるものが無いか、手持ちの部品を探すと

内径10.5mm、外径14.8mm、厚さ1mmの銅製ワッシャーがあります

判る人もいると思うけど これ実は ブレーキホース用のシールワッシャー
銅って比較的柔らかいのですが、スプリングの下に敷くだけなので問題ありません。
逆に、柔らかいことで他の部品を傷つけない分お勧めかも?

これをクラッチスプリングの下にセットして

元のように組み直す事にします

内径はベースの寸法にぴったり、外径は

スプリングの外径より少し大きいので問題なく使えます。

ちゃんと4ヶ所シムが入っていることを確認して

クラッチアウターを組みつければスプリングのセット完了

この完成したクラッチユニットをカブ70に組んでみて
大丈夫かどうか検証してみます。

カブ用の部品を 少し買いました

2019年11月14日 | カブ
2台のカブ70のクラッチ整備と、カブ50の排気量アップ計画
必要な新品部品と一緒に ヤフオクで気になった部品を手に入れました。

「カブ50用クラッチ」として出品されていたクラッチユニット
ヤフオクでは珍しく、親切に 分解した状態の写真も掲載されており
中の状況が判ったので落札しました。

手に入れる前、ヤフオクに掲載されていた写真で判った事は
このユニット自体 元々50用ではなく、90用のクラッチに
「クリッピング・ポイント」製の強化クラッチキットが組み込まれているはず。

ということで、早速中身を確認します

セットリングを外し クラッチフリクションディスクBを見ると
思った通り、純正ではないクラッチディスクが組み込まれています。

外したクラッチディスク3枚

特徴的な色で、間違い無いみたいです。

ディスクの厚さを測ると、まだまだ使える厚さが残ってます。

クラッチディスク類を外すとそれ以外のパーツが見える訳で

思った通りクラッチウェイトが 50用の4枚ではなく70&90用の7枚仕様です

この状態でクラッチスプリングは見えませんが
スプリング自体、見た目では何を使っているか判断できませんし
強化クラッチキットには強化クラッチスプリングも含まれているので
常識的に考えたら、キットに付属のスプリングが使われているはずです。

クラッチディスクは使用限度まで減っていないとは言え、多少は減っているので
減った分の合計と同じ厚みのシムを、クラッチスプリングに追加したら
理論上はディスクが減ってない時と同じ条件で使えることになります。

一応、クラッチディスクの表面を#2000のオイルペーパーで馴らしたので
このまま使うか、シムを追加して組み直すか、まだ時間があるので考えます。

ここまではカブ50、70、90に共通して使えるクラッチの話ですが

50を排気量アップする際に必要な補機類

ノーマルの90とほぼ同じ形状の互換キャブレターを手に入れました

90用のキャブは50用とは取り付け寸法が違うので

90用のキャブが取り付け可能で外形寸法が50用と同じインレットパイプ
もちろん中のパイプ径は90用と同じもの

さらに、排気量アップしたエンジンに必要な

オイル吐出量が増やせるオイルポンプ

そして、組み込みに必要なパッキン類と
今回は全部社外品で揃えてみました。

肝心のボアアップキットは以前手に入れた72cc用を使うか
シリンダーヘッド付きの社外品を手に入れるか どうしましょう?

カブ90のオイルを交換します

2019年11月11日 | カブ
日曜日、カブ90に乗る前に
ちょっとメカノイズが気になっていたカブ90のオイル交換をしておきます

オイル交換のタイミングって 人それぞれですが
私の場合、いわゆる規定の距離に達しなくても 乗ったときの感じが悪いと
交換する事にしています。

ということで オイル交換

ちょっと狭いけど、クルマの間に置いて作業を始めます。

オイルドレンボルトを

17mmのメガネレンチで緩め


古いオイルを抜いて

新しいオイルを入れる訳ですが

次のオイル交換まで 少し減ることを考慮して少し大目に入れときます。

抜けたオイルを見ると

いつもに増して黒いような気がします、早目にオイル交換したのは正解でした。

オイル交換して、調子良くなったところで

富士山が綺麗に見えるスポットで1枚

これで、またしばらくは安心して走れます。

カブ用 社外品のクラッチを手に入れました

2019年11月06日 | カブ
我が家のカブ50を 50ccから70ccに排気量アップする計画
絶対必要な部品はボアアップキット、強化クラッチ、オイルポンプ
ということで カブのクラッチの事を調べると

カブ50、70、90のクラッチユニットは外形や取り付け寸法が同じで
中の部品構成が一部違うだけです。

今回手に入れた社外品のクラッチユニットは 部品構成がノーマルの90用らしい
90用のほうが50用より機械としての許容量が大きくなるので良いという事
ということは、このクラッチが70や90のエンジンの補修用としても使える訳で

この部品のお値段は

定価では5200円+税だけど 私が手に入れた値段は税込4936円

部品構成は

組立済みのクラッチユニット+交換のとき必要な消耗品

クラッチのOHのときに交換必要な部品を ホンダ純正部品で揃えると
部品代だけで3000円以上が必要になります
その差額とクラッチユニット組み換えの手間分を考えると
どうするか?は その人それぞれでしょう。

さらに、50cc用クラッチの構成部品を一部加工して部品を追加すると
90cc用のクラッチと同じものになるらしいけど
必要な部品のお値段だけで 今回手に入れたクラッチキットより高くなります
それに 部品加工とクラッチユニットOHの手間がプラスされる訳で…

という訳で このクラッチキットを手に入れました
このクラッチユニットを 少しクラッチが滑り出した女房のカブ70に着け
外したクラッチユニットを必要最小限の部品交換でOH

そのOH済みクラッチユニットを私のツーリングカブ70に組み付けて
さらに、そのカブ70から外したクラッチユニットをOHして50に使うという
ドミノ倒し的な 使い方をしようと計画しています。

最後に残った50用のクラッチは
なるべくお金かけないで 90用クラッチと同じ内部構成に改造して
予備のクラッチにしておけば どのカブにもいつでも使えるようになるわけで

なかなか夢が膨らみます。

カブ用 サイドバッグランドセル 5

2019年10月29日 | カブ
ラフ&ロード製のサイドバッグガード このカブに取り付けます

今は ホームセンターで手に入る部品を組み合わせて

こんな形状のガードを付けていて、位置も使い勝手も満足しているのですが
ランドセルを外した状態では「これ何?」って思う形なのが唯一の欠点

ガードを固定するのは此処でしょう

と思った リアサスの上側ボルト部に固定するとこんな形

しっかり固定出来るのは良いのですが

サイドの張り出しが少し大きくて、使えません

で、リアキャリア固定部のナットを 高さ50mmの長ナットに換えてあるので


そこに取り付けると

こうなります。

ランドセルを付けたときの見た感じも良さそう

位置関係もバッチリ

カブにツーリング用としてランドセルを付ける今回のカスタム

サイドバッグ部分は これで一応完成形とします。

取り付け方を上から見ると

こうなってます。

拡大すると 構造が判ると思います

ランドセルの上部リングを φ16mmセットカラーを利用したフック部分にかけ
肩紐は左右に振れないように使います、重量はリングで支える構造とします。

今回いちばん気にした事は、ランドセルを付けてないときの形

車体右側から見たところ

そして

車体左側(歩道側)から見た全体

いかにも… って感じが消えて
ランドセル付けていないときも ダサくなくなりました。

カブ用 サイドバッグランドセル 4(市販品で考えます)

2019年10月28日 | カブ
カブにランドセルを付ける案
色々考えて、振れ止めを付けようとしている訳ですが

ネットで良さそうな物を見つけたので 製造元に買いに行くことにしました。

サイドバッグが後輪に巻き込まないようにするガードです。

ラフ&ロード製で

こんなふうに使います… って写真がリトルカブ 良さそうです。

トリッカーで行きました
横浜はバイク用品の大手 こんなリアル店舗があるので助かります。

カブ用 サイドバッグランドセル 3

2019年10月05日 | カブ
ランドセルをサイドバッグとして使う案

重量を支えるため リアキャリアに吊る方法は確定してアタッチメントを追加
あとは左右の振れ止めを考えるだけなんですが

フレームサイド、リアキャリア固定ボルトを利用して

市販の部品を利用して こんな形のアタッチメントを考えてます。

今日、女房は実家の嫁の代わりに姪の運動会に行って欲しいと頼まれ

パジェロミニでお出かけです。
もちろん喜んで行く訳ではありません、台風が1日遅れていれば…
って言いつつ 嫌々お出かけしていきました。

パジェロミニが出た場所を使って カブに手を入れます。

前回取り付けた 吊り用アタッチメントにランドセルを下げ

左右に広がったり、不自然に車体側に寄らないように位置を調整して

正確な寸法が判ったとこころで、簡単に手に入る市販の部品を組み合わせ
よろしい位置に取り付けられるよう考えます。

高さについては

パワーサイドスタンドの後端の位置からランドセルの下端まで
これだけのクリアランスがあれば大丈夫でしょう

結果的には

私のカブの場倍 この距離が103mmだとぴったりでした
これに、ランドセルに直接当たる位置に2mm厚のアルミ板を組み合わせます。
合計105mmですね。

車体全体のバランスを観ても

なかなか良い角度で取り付けられてます

リアウインカーとのクリアランスも

なかなか良い感じです。

とりあえず、今回取り付けたのは左側だけですが
この部分は左右対称に出来ているので 同じ部品の組み合わせで大丈夫


実は、このカブを手に入れたのは
今までツーリングに使っていた青いカブ70が走行10万キロ超えたらバラバラにして
この車体と組み合わせて理想の1台を作ろうと思って

でも、70のほうは

それなりに形になっているわけで…
エンジンOHだけでこの先もずっと乗れそうです。

50ccのエンジンを72ccにするには
ボアアップシリンダーキット、強化クラッチ、オイルポンプが必要だけど
全部社外品で組み合わせれば 部品はかなりお安く手に入りそうです

このカブ50にランドセルが取り付けられるようにした後は
次は 72cc化&黄色ナンバー登録を目指しますかね
そうすれば、私が理想とする50車体+70ccエンジンの組み合わせになります。

カブ用 サイドバッグランドセル 2

2019年09月17日 | カブ
カブにサイドバッグとしてのランドセルを付ける案
アタッチメントを付けたリアキャリアが出来たので 車体に着けてみます。

現在、カブ50に着いているのは

リトル用リアキャリア+GIVI製リアボックスアタッチメント

これを

ランドセル用アタッチメント+GIVI用アタッチメント付きの
純正リアキャリアに交換します。

ランドセルを引っ掛けるため、キャリアに着けた16mmのセットカラー

M4の長い6角穴付きボルトとカラーを追加してこんな形状にしました。

リアショックの取付部と キャリア固定ネジ部分を利用して

M10とM8のボルトを付けられるようにしておきます。
この部分を使って、サイドバッグの振れ止めを付けられるように…

ランドセルはこんなふうに引っ掛けます

この形状なら ランドセルに必ずある上部のリングを利用して
どこのメーカーの、どのモデルのランドセルも取り付けることが可能になります。

リアショックを振れ止めにして固定した状態で後ろから見ると

ランドセルの下端が少し車体内側に傾いているのが気になります。

車体にM10とM8のネジが付けられるようになっているので
その部分を利用して 新たに振れ止めを付けることにします。

今回交換したキャリアに GIVI製の30Lボックスを付けます

シートとボックスの間隔が少し狭いのが気になりますが
許容範囲なので大丈夫でしょう。

あとは…
左右に着ける同じランドセルがあれば完璧です。


4~5年前まで カブオーナーが集まる「カブミーティング」に参加してましたが
何度か参加して思ったのは
回を重ねるごとに「見栄の張り合い」になっているという事

毎回、「なんとか賞」を取るために参加している人や軽2輪登録のカブ
軽2輪登録すれば 高速使えるのでどんなに遠くても参加可能です
でも、それで「カブに乗る」という意味があるのかな?って思うし

それに新型の高級カブを乗って来る人も増えたしね
中国製部品の塊の車体と、私の日本製ボロカブは同じバイクじゃないでしょ?

という事で この先も私は私のペースでカブライフを楽しむことにします。