サイパン生まれの湘南犬

南の楽園・サイパンで生まれ、9歳で飛行機に乗り日本へやってきたシェパードミックス犬の日々。

がんばれ、イルカ!!

2007-08-30 07:26:20 | サイパン暮らし
今日は朝からさっそくの更新です。
ニュースです!!

今朝のサイパンは雨、なんだか風も強く、
台風は遠ざかってるはずなのに、ちょっと残念なお天気です。

そんな中、おとーさんは体験ダイビングの予定。
万全を期するため、お客様をホテルにお迎えに行く前に、
いつも体験ダイビングで練習に利用する
シュガードックという家の側の入り江へ
海の様子を見に行きました。

そんなおとーさんから電話。
「シュガードックにイルカさんが打ち上げられちゃったみたい。
まだ生きているみたいだよ。」

出社前だった私は早速カメラを持って行ってみました。
すると…。



砂浜に一頭のイルカが。
弱っているのか??でも、結構元気そうです。

しばらくすると政府関係の人(多分CRMかDFWかなんかの人でしょう)
がやって来て、発見者と思われる人と一緒に
イルカを沖に返そうとしました。



よっこいしょ…と2人がかり。
結構重そうですが、イルカはさして抵抗する様子もありません。



ずりずりっと引きずるようにして水中へ。
イルカが泳げる水深まで連れて行き、泳がせます。
泳ぎはじめたイルカ。
ところがぐるーっと円をかいて泳ぎ、また砂浜へ戻って来てしまいます。

もう一度試したものの、今度は3周程して、また戻って来てしまいました。




浜に居たおばちゃんは「ボートに乗せて沖へ連れて行けば
いいのよー」などと言っていたのですが、
このイルカ、どうやら右目を怪我しているらしく、
それで円を描いて泳いでしまうらしいということが
判明したようです。

ここで、どこやらへ電話をしていたもう一人の
行政機関のオフィサー。
多分、DFWかなんかの専門家に電話したのでしょう。
きっと今後は保護して治療ということになるのでしょうが、
水族館のないサイパンで治療が出来るのかなー?
とちょっと疑問。

とにかく水中でイルカを助けようとしている2人は
そのまま、救助が到着するまで待つしかないようです。

残念ながら私もここで時間切れ。
出社時間となってしまいました。

続報は明日あたり、新聞に載るかもしれませんから
気にしておく事にします。

人間を恐れる事無く大人しくしていたイルカ。
やっぱり不思議な動物ですよね。
幼い頃、「フリッパー」でイルカに惚れた私としては、
近くでイルカが見られてうれしかったのは
正直な所ですが、
どうか、あのイルカがまた、元気になって海の仲間の
もとに帰れるように、これから毎日祈る事にします。

元気になって、また、海で会おうね!!

※その後、関係筋から入った情報によると、
怪我は大した事がなく、無事、沖へ返されたそうです。
よかったですね!!