しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「ザ・シューター/極大射程」 2007米

2009年05月10日 | 映画
「ザ・シューター/極大射程」2007米

原作 スティーヴン・ハンター『極大射程』   監督 アントワーン・フークア 
アフリカの小国エリトリアで相棒のドニーと偵察任務に就いていた米海兵隊の敏腕狙撃手ボブ・リー・スワガー。
しかし、両軍の衝突が拡大、不測の事態に司令部は敵陣に取り残された2人を見捨て撤収、ドニーは命を落とす。
3年後、スワガーは愛犬サムとワイオミングの山中で隠遁生活を送っていた。
そんな彼の元に退役したアイザック・ジョンソン大佐とその部下たちが訪ねてくる。
遊説を予定している大統領の暗殺が企てられていると語り、スワガーの経験から犯人が狙撃を計画している都市を特定してほしい、と要請する。
スワガーはその都市をフィラデルフィアと絞り射撃場所も特定し、演説の当日は現場で監視にあたる。
そして、思わぬ事が起こり、スワガーが暗殺の犯人にされてしまう。



原作が『このミステリーがすごい!』で1位なった作品。
1位と言う事で読みたい気持ちがあるが、ライフルが関係したアクションかハードボイルドっぽかったので、何となく手が出なかった。
それで、どんな物語か、まず映画で見る。
アクションは確かにそうだが、『このミス』にランクされるだけあり、陰謀渦巻く推理ものでもあった。
『逃亡者』に似た感じの物語でもある。
追われながら、真実を探っていく。
こちらは国や政治家も巻き込んでスケールが大きい。
ラストはあれしか方法はないのだろうが、もっといい社会に住みたいものだ。
実は1回見た時はよく分からない所もあり、もう一度見た。
2回目はその他に陰謀の正体が分かっているので、伏線なども分かり1回目よりも面白かった。
先日、推理小説は2回読むもの、という話を聞いた。
確かに、1回目と2回目は見るところが違い、別の楽しみ方が出来る。納得。
本の方も読んでみたいと思う。

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