大相撲夏場所 日馬富士初優勝

大相撲夏場所　日馬富士初優勝

１４勝１敗で白鵬との優勝決定戦に勝利しての初優勝。
本割は足を払われてひっくり返されたが、決定戦はそのお返しとばかりに、足を絡ませた下手投げ。
幕内最軽量の日馬富士の豪快な相撲は見ていて気持ちいい。
だから、稀勢の里戦で、横に変化して一瞬で勝負が決まった時は、その日の１番の取り組みだっただけにガッカリした。
作戦も必要だが、日馬富士ならガツンとぶつかっても勝てると思う。
久し振りの強い大関だが、すぐの通り越して横綱になってしまうのだろうか。

その大関陣は今回もぱっとしなかったかも。
魁皇が１０日目に勝ち越しで嬉しかったが、その後は膝も故障もあるので、あまり無理はしないという感じ。
まあ、それはそれでＯＫ。贔屓目かな。
琴欧洲が白鵬に勝ったのが良かった。朝青龍には豪快に投げ飛ばされてしまったから。
柔道でも見事な１本だった。

角番の千代大海も追い詰められてから３連勝で、勝ち越し。
何となく、大関同士で助け合っている感じもあるが、それもまあいいだろう。
モチベーションの問題だと思う。

把瑠都が大きく負け越したのが心配。
高見盛は勝ち越した。もう少し上がってくれると、取り組みが忘れずに見られる。