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引っ越しのたびに蔵書の山に悩む主婦…
最近は二匹の猫の話題ばかりです

ラブコメマンガあれこれ

2014年02月21日 | マンガ

まだまだ寒いのにもう花粉に反応しているのは何故。家の中が一番安らげる…。
という訳で近頃はおとなしく巣にこもってマンガばかり読んでいます。
手軽だからという理由でキンドルの無料コミック(期間限定無料で提供される時がある)を読んでいたのですが、
なんという落とし穴…1巻目を読めば続きも読みたくなる!おすすめされる別のコミックも読みたくなる!
うっかり有料の買い物をしてしまうのですよ。
アマゾン…なんという恐ろしい子…(でも楽天やネット古書店で買うこともあるのでスマンと思う時も)。


↓ この間、待ちかねていた新刊を買いました。

孔明のヨメ。 (3) (まんがタイムコミックス)
杜康 潤
芳文社

月英さんいいよね!実にいい!
嫁の価値は顔じゃない、巨乳でもない、料理の腕でもないんだ、
と婚活中の男性諸氏にこの漫画をお勧めしたいところであるが、
よく考えると聡明で純粋で健気で男の夢に理解がある嫁さんなんて、稀少物件。
あれだね。他の誰でもない、孔明さんだから恵まれた縁なのだね。
3巻でも月英さんのセリフにキュンキュンきました。
「何かを成すのに“労”はつきもの。でも決して“苦”ではありませんから。どうか存分になさって下さい!!」(p.88)
なかなか言えないだろー?!
初めは、あの孔明さんのお嫁さんになれるなんて羨ましい…と読み始めたはずなのに、
いつのまにか月英さんと結婚できるなんて幸せだな孔明さん!という視点になっているのだった。


↓ もうすぐ大人買いした続巻が届くはずです…。

となりの怪物くん(1) (デザートコミックス)
ろびこ
講談社

アマゾンのレビューで興味を持ち、たまたま町の古本屋で立ち読みし、
そこにあった3巻めまでをソッコー購入したという…。
その後ネットで残り10巻を注文したという…。
時々迷ったりブレたりしても、どこかキリッとしているシズクがかわゆいです。
コミュニケーション下手なハルもかわゆい。
何かと残念な美少女の夏目も好きです。
早く続き…読みたい…。


↓ これこそ1話目無料に釣られて続き買っちゃったパターン。

私がモテてどうすんだ(1) (講談社コミックスフレンド B)
ぢゅん子
講談社

腐女子が痩せて美少女になった途端にモテ期突入というお話ですが。
それでも花依のゆるぎない腐女子っぷりがあっぱれなのです。
逆ハーなのに考えることは男子たちのカップリング…。
迫られて一時ときめいてもリア充イベントには結局対応できない…。
うんうん。恋愛の当事者になるより妄想するほうがずーっと楽しいもんな。
2巻目もドタバタが面白いですが、これから誰かを選ぶという話になるとしたら、
わたしも最終的には六見先輩押しですね。
表面的な変化に惑わされず、ドオタク・BL好きがバレてもひかなかった、唯一の人です。


またマンガを買ったの?好きにしたらいいけどね、と…
「キングダム」と「史上最強の弟子ケンイチ」と「Q.E.D」と「C.M.B」と「名探偵コナン」と
その他諸々のコミックを集めている夫に言われた。
ウフフ…お前もな!!



追記:「となりの怪物くん」全巻揃えて読みました。まず2度読みました。
↓ 以下感想ネタバレあるかもなのでご注意を!





最近の少女マンガは何かと言えばエロばっかだなあと敬遠して、
真面目系青年マンガばかり手にしていた自分ですが、この作品は別!
少女マンガ見くびっててごめんなさい!と叫びたい。

内容は確かにラブでコメディなのですが。
対人関係に不器用な二人が、自分の気持ちを付きつけるばかりですれ違う段階から、
お互いの心を思いやるようになり、周りとの関係も深めていく様子が良いのです。
初めは孤独さのあまり雫に依存して、何かあるとキレて暴れることしかできなかったハルが、
自我を持って真っ直ぐに生きる雫と向き合うことで大人になり、怪物から人間になった。
雫もまたハルを好きになることで、今まで自覚していなかった心を知り、涙を流すことができた。
青少年の真っ当な成長物語でじーんとくるのです。ギャグも面白いけど。

主役二人は勿論のこと、脇役の人物造形も魅力的。
それぞれ恋をしているのだけど、思いは深くても爽やかなの。
ヤマケン!なんて素晴らしい当て馬なんだ君は!
大島さん…健気だよ可愛いよ。
ササヤンはリア充だよな。おのれ幸せな奴め。
そして夏目さん。友達思いでおバカで男嫌いでネット住人で…やっぱりお前が好きだ!
“フラれてダメなら喰らいつけ!!”は名台詞だよ。
雫の母の“どんぶり食べるなら2色丼よりうに丼・いくら丼のWよ。2つ欲しければ2倍努力すればいい話よ!!”
も名台詞だけれども。
(ていうか、第2話で雫が想像した未来予想図はカンペキ自分の両親の投影ですね。
雫の母はなぜあのとーちゃんを選んだのか。謎だ…)

完結している話だからこそ手を出したのに、いざ最終巻読み終えたら淋しくなりました。
また初めから読んでやる…。


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