変な夢

オカルト風の妙な夢を見た。
うちの壁に、二人の人間のような染みが出て、それが時々光るの。
夫は、その現象を面白がりながらも、そのまま放っておこうとするのですが、
わたしは怖がりつつ、
「これは絶対科学的に説明できるから！」と言い張って、
壁に付着した物質を解明するために、
ネットで実験方法を調べよう、と乗り気になる。
非常に性格が表れている夢。
ビビリのくせに無鉄砲なんだよな～、わたしって。

目が覚めてから、昔「詩とメルヘン」の
リスベート・ツヴェルガー特集で読んだ『カンタヴィル家の幽霊』を連想した。
ある幽霊屋敷に、恐れ知らずのアメリカ人一家が越してくる話なんですが。
床か壁に染みがあって、拭いても拭いても、
翌日にはまた染みが、違う色で現れるのです。
それを奥さんが面白がっちゃって、今度は何色が出るかしら～と、
毎日拭いて楽しんでいる、というエピソードがあったように思う。

何年も前に読んだ話なのに、ふとしたきっかけで思いだすものですねえ。



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