本棚7個じゃ足りません!

引っ越しのたびに蔵書の山に悩む主婦…
最近は二匹の猫の話題ばかりです

でも、涙が出ちゃう。女の子だもん!

2009年12月25日 | 日々のこと

前の記事でブログペットのこゆきが、妙な言葉を覚えてしまったので、
さっさと次の記事を書いて流しちゃおう。
お願いだから、こゆきは純真なままでいて~!
(いつまでも”乙女”とか“編み物”とか言ってればいいのに。
まあ、わたしが愚痴をぶっちゃけるからいけないのだが…)

この間、髪をばっさり切りました。
しばらくロングだったのですが、ショートボブにしたのです。
どうしてかというと、まあ、いろいろありまして。

ちょっと前に、義妹の付き添いで、
夫とわたしも不動産屋に行ったのです。
そうしたら、「おとうさん」と「おかあさん」に間違われた。
三歳しか変わらないのに…。大ショック…。
(よくよく考えると、見た目が老けていたというよりも、
わたしたちが義妹の代わりにさくさく現実的な質問や交渉をしていたりと、
やたら不動産屋慣れしていたせいかもしれないけれど)

基本的に、人の顔にはその生き様があらわれるものだから、
美醜を超えた、シミ・しわの数さえ魅力的に感じる、
素敵なおばあちゃんにいつかなりたいと思っている。
しかし…この出来事には心ひそかに傷つきましたね。
「若いお母さんも最近多いから」って、
全然フォローになってねえよ不動産屋!
お前の目は節穴か!!(と冷やかに微笑みつつ内心で怒っていた)

30過ぎると、イタいことが多いよね。
もう女として見られるのはおしまいなのかしらって、時々思わされたり。
世の中、いい大人の女性が自分のことを「女子」というのはおかしいと、
厳しく批判される方も多いですが…、
わたしは「女子」って言葉、押しつけでなければ使ってもいいと思うよ。
いくら年を重ねても、経験を積んで、
「あー。あんなになりたくなかったオトナになっちまった」
「昔は初雪のように清らかだったのに。もうヨゴレだ、ヨゴレ」
などと考える時があっても、心の奥底には、
もっともピュアで傷つきやすい少女の部分が生きているんだから。
おばさんになっても、おばあさんになっても、
そういう乙女心を抱いている人は、
みんな自分のことを「女子」と呼ぶことがあってもいいのだ、と思う。
(ごちゃごちゃ言わんで、潜在的『女子』の気持ちをうまくつかんで
市場を展開すれば、がっつり儲かるのに…という、
極めて『女子』らしくない発想を持つ自分もいる)

ともかく。わたしはまだ若いの!という反抗心が抑えきれず、
珍しくきっちり化粧をして「まだ、いける」と己に言い聞かせたりしていましたが、
モヤモヤモヤモヤして、ついに美容院へ向かい、言った。
「年相応か、少し若いぐらいに見えるようにしてください」
美容師さんも、困った客が来たと思ったろうよ。

そうして髪型を変えた結果、33歳らしくなったかは定かではないが、
気持ちをリセットする意味もあったので、思い切って短くして良かったです。

夫は帰宅したわたしを見て、特に髪型についてのコメントはせず…。
追求したら、「失恋したかと思うほど短く髪を切ったな」というのが、
一目見た時の感想みたい。
おいおいおい(怒)。