ほしのこえより
あるサイトからコピーしてきたもの。
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ノボル「ねえミカコ、俺はね」
ミカコ「私はね、ノボルくん。懐かしいものがたくさんあるんだ。ここにはなにもないんだもん。例えばね」
ノボル「例えば、夏の雲とか、冷たい雨とか、秋の風の匂いとか」
ミカコ「傘に当たる雨の音とか、春の土の柔らかさとか、夜中のコンビニの安心する感じとか」
ノボル「それからね、放課後のひんやりとした空気とか」
ミカコ「黒板消しの匂いとか」
ノボル「夜中のトラックの遠い音とか」
ミカコ「夕立のアスファルトの匂いとか…。ノボルくん、そういうものをね、私はずっと」
ノボル「ぼくはずっと、ミカコと一緒に感じていたいって思っていたよ」
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この前ほしのこえ朗読&劇を渋谷でみてきました
私は新海さんの作品のなかでほしのこえがいちばん好きです
そのなかでもこの、さいごの台詞がすきでした。
それがちゃんと、再現されていてよかった
夏の雲とか、冷たい雨とか、秋の風の匂いとか、
傘に当たる雨の音とか、春の土の柔らかさとか、夜中のコンビニの安心する感じとか
…ここがだいすきだったんです
それにぴったりなきれいな背景
また、映画を見たくなりました