雪が積もるらしい。
思い出すのは、
雪が積もったあの朝のこと。
好きなひとと、足跡ひとつない
グラウンドであそんだこと
大きな木の下に雪だるまをふたつ、つくったこと。
これは私の宝物のおもいで。
雪が降ると聞いて
ずっとこれを思い出してた。
あの日、私はとっても幸せだった。
また、こんな幸せな冬が来るとは
思ってなかったよ。
雪がしとしと降り積もるのを
わくわくしながら眺めたい
今は、好きなひとは論文を書くので忙しいから
雪遊びはできないかもしれないね
でも、
これから先いつだって
雪が積もると思い出すのは
あの朝のことだと思うんだ。