ポチの女房

専業主婦のつぶやき

花子とアン 雑感

2014-10-02 10:07:31 | 花子とアン
半年をふりかえって、花子の翻訳家としての活躍の場面が、少なかったと感じます。
力が入っていたのが、NHKだからか、ラジオ放送の方。詳しく描かれました。
本来の翻訳家としてを、もっと描いて欲しかったと思います。
想像の翼というわりに、その場面も少なくて、がっかりです。
『ちりとてちん』は、劇中劇が、けっこう楽しかったです。
「赤毛のアン」とのからみも、イマイチだったような。

一番好きだったのは、女学校時代。
一般人にはわからない世界です。
当時、英語を学ぶ女子。「ごきげんよう」の世界。
貧しい家の出身である花子の奮闘ぶり。
初恋もよかったけれど、その後は全く描かれなかったのが、残念なところです。

目立っていたのは、花子より蓮子。
彼女の人生って、実にドラマチック。
実話として、花子と蓮子がどのように関わったのかは、わかりませんが、そこまで親しくはなかったでしょう。
その意味で、無理くりなところも見られました。

あまり感情移入できず。
おそらく、恋愛が不倫だったからだと思います。
いったん断り、その後引き受けるパターンが続き、辟易していました。
感動場面と言えば、ももが朝市に告白するシーン。こちらは、感情移入してしまって、ウルウルでした。

ドラマ初回で登場した、吉高さんのふけメイク。
期待していたのに、実際のその時代になっても、そんなにふけなかったのは、不満でした。

音楽は、楽しみました。
ドラマの雰囲気にぴったりでした。

甲府弁、どれも好きでした。
「こぴっと」「てっ」「~ごいす」「~くりょう」など。
なかでも、「こぴっとがんばれし。」は、気に入って、日常で使ってました。

ドラマ的には、60点のできというところでしょうか。
はまることはなかったです。

視聴率的には、ここ10年で最高記録だそうです。
朝ドラが、こうやって、人々の生活に定着していくのは、嬉しいことです。


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