世界最狂のバンド!NRBQ!

2015年12月07日 | 日記

 

 

世界の最強のロックンロール・バンドといえば

ザ・ローリング・ストーンズ。 

 が、世界最狂のロックンロールバンドは?と聞かれれば、

迷うことなく僕はNRBQを挙げる(以下Q)

実はROLLY ROLL BAND(以下RRB)を結成した時、

1番最初に思い描いたのがQだったんだ。

あ、このバンドならQみたいに、

自由でロッキンでスウィートで、

アホアホなバンド出来るなと。

RRB初期のドラマー、ターケーの風貌が

Qのドラマートム・アルドニーノに似てることもあってね(笑)

RRBはQみたいなバンドにしたいなって。


トムとターケー 

 

 

Qはとにかくユニークでね、

ナンセンスでガラクタ!と思いきやメチャクチャワイルド!

なんて油断してたら、

ホロってスウィートに泣かされちゃったりするんだ。

もう最高にイカしたハッピーなバンドだよ。

本当はもうRRBQにしようかと思ったぐらい😂

Qの曲紹介はね、ビートルズ級に多彩なんでここでは控えますが、

ロックンロールがサン・ラーと密会し、農民や分裂症、

ゲイとレズビアンを引き連れてホワイトハウスに

ションベンかけたみたいなバンドなんだ。

はは、分かりませんよね?

とにかく世界で1番説明が簡単で難しい

ロックンロールバンドなんだ。

が、説明は難しくとも、その音を聴けばすぐさま貴方もQヘッズなのだ。

Qの歴史は古い!レコードデビューが69年!

あのウッドストックがあった年だ。

初代ギタリストのスティーヴ・ファニガンは相当腕利きのギタリストで、

かのジミヘンもファンでよくQのライヴに足を運んだらしい。

簡単にメンバー紹介すっと、

結成当初からのピアニストのテリー・アダムス、

ベースのジョーイ・スパンピナート。

テリーはジェリー・リー・ルイスと

セロニアス・モンクの混血児って感じで、Qのリーダー的存在。

ジョーイの方はチャック・ベリーの伝説の映画

「ヘイル!ヘイル!ロックンロール!」のハウスバンドに参加したので、

知ってる方も多いと思います。

その素晴らしいスインギーでグルービーなベースは、

ポール・マッカートニーやキース・リチャーズを唸らせ

「ヤツはチェス・サウンドを再現出来る唯一のベースマンだ」

と言わせたほど!

ってこれは僕が言ったんだけどね(笑)

 

そしてドラムに先程のターケー似のトム・アルドニーノ。

トムはQ二代目のドラマーなんだけど、元々Qの大ファン!

何でもテリーとは、ファンの頃からずっと文通し合ってて、

お互いレコードコレクター同士で意気投合し、

お互いの好きな音楽をカセットに録音して送り合ってたとか・・

何だか泣ける良い話なんだよ。

ほんと音楽好きな人ならこの気持ち分かりますよね。

トムのQ加入がまたドラマチックでね、いちいちグッと来るんだ。

ある日トムがQのライヴを観に行ったと。

すると何故かドラマーが前触れもなく姿を消したと・・ほんとかよ~(笑)

んで、ステージ上にいたテリーが「トム上がって来い!」と。

なんとその日がトムのQデビューって言うんだから凄いお話。

すごくQらしい話でね、また泣けちゃう。

そして最後はギターのアル“ビッグ“アンダーソン!

その巨漢から飛び出すホットリックの凄まじさったら。。。ない。

まさに火を吹く感じだ。

初代ギタリストのスティーヴ・ファニガンも相当だけど、

アルのクロスピッキングもキレッキレッだ!

またアルはQ加入以前、ワイルドウィーズってバンドでR&Bシンガーだったから、

もうバラードなんかもすげーのさ!

もうこれだけでこのバンドの鉄壁さが分かるよね。

が、さらに続く(笑)

究極は彼らのフザケ具合、ガラクタ具合、

"わはは"具合が素晴らしいのさ。

こういうのはほんと見習わないといけないのです。

とにかくお遊び度が高く、

ユーモアに溢れてるのです。

まずビックリさせられたのが、彼らは演奏が素晴らしいのにも拘わらず、

ライヴでカラオケ流して歌ったりするのさ!😂

それもビリー・ジョエルとか(笑)どんだけフザケ過ぎ?

ゴールデンボンバーの走り?

あと恐ろしいことに、平気でQのローディー(スタッフ)の

レコードをリリースしたりすんだよ。

フザケ過ぎはさらにどこまでも続く。。。

オフショットの写真だっけかな?

わざわざレコード店行って、

ブルース・スプリングスティーンの新譜を買うって設定で、

Q全員がレコード抱えてカウンターに並んでいるという(笑)

何だかよくわかんねー世にも奇妙なアピールだよ。

またステージでは人の曲、

つまりカバー曲のリクエストコーナーもあったりして、

客からリクエストされた曲は知らなくても必ずやると。。はは。

とにかくよく分かんない事やってて、とにかくすげーのさ!

そんな遊び過ぎフザケ過ぎのQだけど、ファンはみんな知ってることだけど、

ハートフルで一本芯が通ってるからね、もうみんな夢中なんだ。

 

なぜかその昔、友達の結婚式に使用されて

僕の周りだけで愛された曰く付きの名盤!



その友達はなんと、結婚式のBGMを全曲Qで通すという荒業に出てね、

式当日まで嫁と揉めてたのが懐かしい。

嫁が閉式の挨拶で「皆様、うるさいBGMすいません」って言っててね、

それをあのアホがニコニコして聞いてたのが微笑ましかった。

名曲「I LOVE HER SHE LOVES ME 」を聴くと今でも、

二人のキャンドルサービスの姿が浮かぶし、

退場曲「RIDIN’ IN MY CAR」のハマり具合は鳥肌ものでした。

ほんと二人空に飛んで行くようだったな。

 

またクリスマスアルバムをリリースしたりね、

色々僕とかぶってたり。。嬉しかったのだ!O(≧∇≦)o


 

僕との共通点はクリスマスアルバム以外にもあって、

「天然のプゥ~」のような子供向けのアルバム発表したりね、

要は企画物好きなんだな~彼らも。

きっとQもみんなガキの頃から絵書いたり、

義務より楽しさっての追いかけるような子だったんだろうな。

周りから「あいつ馬鹿じゃねーの?」

なんて言われても全然平気だったはずだよ。

そんな精神性がライヴやアルバムにこれでもか!って表れてんだ。

 



Qはアメリカを代表するバンドだけど、

実にアメリカっぽくないバンドでもあるんだ。

凄く英国っぽいんだ。

シンプルなロックンロール演奏なんか、並ぶのはTHE BANDぐらい。

ちょっとあの演奏は出来ないね。

ロンウッドやキース・リチャードのロックンロールに近い感じもあるし、

完全にオリジナルロックンロールを消化しきってるんだな。

またジョーイの作る曲がすげーメランコリックで、

英国的でホロホロと僕の涙腺や五感をつつくのです。

ビートルズやロニー・レイン辺りが好きな人ならきっとやられちゃう。

 




ほんと出会いに感謝なんだけど、

現在のRRBはそんな理想的な布陣で、

Qを知らずとも、

Qの精神性を分かってるメンバーに囲まれてるんだ。

それはもうとても幸せなことなんだよ。

ましてこんな小さな島オキナワでの話だからね。

奇跡なんだなぁ・・・

ああーオレはほんとラッキーな男だよ。

永遠最狂のロックンロールバンドNRBQ。

このバンドを知ってる知らないってことが、

何ら世の中に影響を与える事はないでしょう。

しかしQの音楽に触れたら、少しだけ人生を得した気分になります。

あーなんて音楽って素晴らしいんだろ。。

あーなんて人生って素晴らしいんだろ。。ってね。

マストくんの言うアレですよ。

損はしません、得だけします!ってやつね。

世界最狂のロックンロール・バンドNRBQ!永遠なれ!


🎷追Q🎺


Q永遠の名ドラマー、トムは惜しくも2012年にこの世を去った。

そのシャッフルと8ビートの間を疾走するロックンロール・ビートは、

明らかにアール・パーマーの継承者だった。

トムはいなくなったけど、そのスピリット浦添Grooveで鳴り響くのだ。

そして僕の愛するジョーイは現在、癌と戦っている。

みんなも応援して欲しい。

みんながQの素晴らしい音楽に触れることが、

何よりもジョーイへのエールになると僕は信じている。


😂😌😜😄←Q



 


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