Barakan Beat

2021年03月25日 | 日記











コロナになってからというもの、
ラジオを聴く事がすごく多くなった。
今はradikoみたいな便利なものがあるので、
オンタイムじゃなくても気軽に聴けるしね。
ラジオの理想的な時間は30分ぐらいですが、
元気と時間ある時、たまに聴くのが
ピーター・バラカンの人気番組のBarakan Beat。
まーなんたって2時間もある番組なんで、ホント元気がないとね。
その上バラカンさんがチョイスして流す音楽ってのは、
ロックやポップスはもちろん、ソウルにR&B、
フリージャズからワールドミュージック、戦前ブルースから琉球民謡と、
とにかくジャンルが広いので、
それこそ体力がないと悪酔いしちゃうのだ。笑


巷では日本一リスナーに気を使わすDJ、
日本一”ありがとうございます“が上手いDJ、
などどいくつもの異名を持つバラカンさんですが、
その番組を聞いて頂ければ、
音楽に対するその真摯な人柄を知ることでしょう。
いつだったか、ラジオだったか雑誌だったかもう覚えていませんが、
確かキング・カーティスのLive At Fillmore Westを
熱く語ってたのがバラカンさんを知ったきっかけでした。
あと「ライオネル・リッチーが黒いのは腹の中だけだ」
みたいなすんごいこと発言したりね。。
へー英国紳士にもこういう人いるんだって感じで。
こないだは追悼で大城美佐子さんの曲流したり、
沖縄のアーティストともお付き合いがあるようです。
いつか僕のokinawan christmas流して欲しいなぁ。。
ベール・ベル辺りならBarakan Beatにしっくりきそうですが。
どうだろ?


日本一リスナーに気を使わすDJなどと言ってしまいましたが、
その理由はですね、
番組でリスナーから曲のリクエストを受け付けてはいるんだけど、
バラカンさん流さないことが多々あるわけ。
正確には流さないんじゃなくて、
リクエストの曲をわざわざ別のアーティストの、
別バージョンで流すという😅
わはは。。。しにウケる。
「こんなバージョンもあるんだけど知ってる?」という自慢かも知んないし、
単にオリジナルよりこっちがカッコイイという事かもしんない。
でもこれは本人はもちろんリスナーも承知の事なので、
リスナーの多くが「誰々の曲をバラカンさんの選曲で!」とか、
「息子の誕生日なので、バラカンさんの選曲で一曲」とか、
とにかく“バラカンさんの選曲で”って声が異常に多いというか、
もうかなりリスナーが気を使ってるのが、
電波を通してこっちにも伝わってくるのね。
ちょっとそんな番組ないよね、、新しいちゃー新しいけどさ。笑

で、その事でバラカンさんダメ出し受けた事もあるんですよね。
それがリスナーからだったのか、友人だったのか覚えていませんが、、
もしかして両方だっけかな?
そのダメ出しした相手が言うには、
「番組でリクエストを受け付けてるなら、
変に斜に構えないでそのままリクエスト曲を流せ!」みたいな事だったかな?
しかし相手が相手、ピーター・バラカンだからさ、
「そうですか、考え方は人それぞれですよね」チャンチャンみたいな感じで、
何もなかったように次のリスナーのお手紙を読むというさ。。
見事にひらりと交わすわけですよ。。。
すげぇーバラカン!と唸っちゃいましたよ♪
これは英国紳気質あるあるなんかな?
あのバラカンさんの穏やかな口調とのギャップがね、またイイのよ。
それをバラカンファンはみんな知ってるんでね、
「バラカンさんの選曲で!」となっちゃうわけでさ。
「息子が2歳の誕生日なので、バラカンさんのチョイスで何か流してください」
なんてのがあった時には古いカントリーブルース流したりね。。
それ2歳の子向けにいいのか?なんて思うけども、
とにかく自分が好きな音楽に疑いがないので、赤ん坊にも真剣なんです。
子供のように無邪気で真っ直ぐで、
なんだか憎めないのがバラカンさんなんです。

では今日の一曲は、バラカンさん大好物のリトル・フィート!
髭面ロン毛がむさ苦しいので、
今回は妖艶なヴァレリー・カーターバージョンで!
ってバラカン風になっちゃたわい♪わは♪


SAILIN' SHOE

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