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最近は古い映画ばかり観てます。
好きなんだ、邦画洋画問わずに。
最近のレンタル屋さんは古い映画の在庫が少なくて、
西部劇からアメリカン・ニューシネマ、
古い邦画なんかも少なくてね。
今村昌平作品なんかほとんど見かけません、、、。
ひとつ頼んます👽
で、チョイスしたのがこの名作「怒りの葡萄」。
この映画、ホント今の時代を生きる人にこそ観て欲しい作品です。
1940年の作品だけど、
やっぱり社会の構造が昔から何も変わってないのが、
この映画観るとよくわかります。
ディラン心の師ウディ・ガスリーの映画もそうでしたが、
こういう環境だからこそ、
やっぱり歌は生まれるんだなって思いますね。
世界中どこだってソウルは民衆から生まれるんだよ。
当時は大恐慌の中での凶作もあり、そこに砂嵐という自然災害、
もう農民はこれでもかというぐらい追い込まれる。
資本家の土地の搾取により、よその地へ追い込まれるというのは、
どこの国だって全然他人事じゃないはずです。
ましてこのコロナ禍ですからね、
真っ暗な中の町とか見てると身につまされるよ。
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このコーヒーショップのシーンが1番好きです。
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この映画には随所に人の良心が描かれてるんだけど、
ある意味日本の時代劇と相通ずるものがありますね。
悪いことばかり続かないよって、
やっぱりこう肩にね、そっと寄り添う人がそばにいます。
僕の好きな映画には共通点で多く、
大袈裟な演出なんかではなく、むしろ静かに囁くシーンにこそ、
普遍的なメッセージが隠されてるように思います。
何気ない日常の姿にこそです。
楽しいダンスパーティーシーン
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当時のダンパなんてさ、
そうだよ、電気なんかないんだから👍
こういうシーン見る度に、
やっぱり生楽器を、どんな環境でも、
スコーン♪って鳴らせなきゃな!って思うんだよね。
それはジャンゴ・ラインハルトや、
ブラインド・ブレイク聴いた時と同じ感触だね。
この映画久し振りに観て、
権力者に翻弄されてコントロールされるの見ると、
やっぱり福島とか辺野古と重なっちゃったりするけど。
いや、香港だってミャンマーだって世界中どこだってそうだね。
でもこの映画観るといつも勇気づけられるんだよね。
庶民のしたたかな強さっていうか、
主人公のお母さんの言葉ひとつひとつとっても沁み入るし、
後味が何ともいい作品なんだ。
今こそお薦めよ。。
ではブラインド・ブレイクのハードピッカーなブルースを。
Sea Board Stomp