前夜祭とでもいうのでしょうか?
今夜も誕生日祝ってもらいました。。感謝for you!
自分の誕生日を自分で祝うなんて、
あまりにもバカバカしくて、生誕祭を始めたのですが、
最近はバースデーライヴなんてのも、普通によく聞くようになったもんだから、
ちょっと恥ずかしくなってきてるぞっ♪
ニャハ、、そろそろやめ時だーね。
この歌知ってるかな?
知ってる人は少ないだろうな。。。
なぜ僕が知ってるかと言うと、それは歌詞の中に自分の誕生日、
3月30日が登場するから。
この曲も当時ラジオから聞こえて来たのかな?
♪3月30日の日曜日♪と聴こえて来てね、
え?オレの歌?みたいな感じでね、子供ながらになかなか衝撃だった。
だって自分の誕生日が歌詞になんてさ。。
しかし歌い出しのAメロはわりとほのぼのとして普通なんだけど、
♪3月30日♪ってトコから急にムード変わるんだよね(^^;;
急に物悲しくなるというか、、
タイガーマスクの「みなしごのバラード」と相通じるものがあるというか、
いやいや昭和ならではの刹那的旋律だよ。。
この歌を歌ってる人は新谷のり子さんという方なのですが、
当時学生運動に参加したり、反戦歌で有名な方です。
実はこの「フランシーヌの場合」もそういう歌で、
フランシーヌ・ルコント という運動家が、1969年の3月30日に
パリで政治的抗議の為投身自殺した事が題材になっています。
新谷さんはさらに『さよならの総括』という歌も発表するのですが、
ホント時代だね。
ミスiDだの握手券だの、、無縁の時代でしたね。
しかし、ガロとか、当時の大人達(若者たち?)をターゲットにしてた、
屈折してるというか、閉塞感が充満しまくってたカウンターカルチャーを、
僕らは子供ながらに、確かに吸い込んでた。
今ならきっと、問われたであろうそのモラルも、
あの頃は全てが始めてだったし、善悪が混沌と共存してました。
ヤバイ!おかしな時代と言えば確かにそうだったけど、
過激と長閑が、肩を寄せ合ってた時代というか、
とにかく初めてというのは、善悪の境目なんて曖昧で、
取り敢えず前に歩いて、転んだり、それこそ怪我でもしなきゃ、
ホント何にもわからないんだよ。
だからみんな真剣だったし、怒ってたんだよね、、若者達はさ。
それが良いのか悪いのかなんて、これまたよくわかんない。。
未来の各々が、未来のその場所で決めるしかないんだな。。
毎年この日が来ると、思い出すこの歌。
この歌のおかげで、
僕の誕生日はちょっだけ悲しい残り香があるんだな。
フランシーヌの場合