僕の今が過去になる時

寄り道しながらまっすぐに。

扉は閉ざされたまま

2008-07-03 22:48:12 | 読書・漫画・映画
石持浅海さんの著書です。
最近文庫になったばっかりなのか、
地元の書店でものすごい勢いで宣伝してるので、
どんなもんかなと思って読んでみました。

はじめに殺人が起きて、それを隠していこうとする、
普通のミステリとは逆パターンですね。
理詰めで読みやすくて、面白かったですww
動機はちょっと納得いかない部分もあったのですが、
人間ってそういうものだと言われればそんな気もします。

読み終わってから気づいたのですが、
石持さん、「水の迷宮」とか、
「BG、あるいは死せるカイニス」を書かれた作家さんだったんですね。
「水の迷宮」は、わたしは心の中で「水族館殺人事件」と呼んでいますが(笑)
どちらも、私が最も好きなミステリの一冊です。
のわりに作者の名前を覚えてなかったですけど・・・orz

3冊読んで(しかも同じ作者のものと意識しないで)全部面白かった、
ということは、
石持さんの小説がすごく自分の好みってことですよね!!
(この書き方、すっごく上から目線で申し訳ないですけど・・・)
今度他の本も探してみようと思います☆
次はおかーさんがずっと薦めてくれてる「アイルランドの薔薇」かな?
ちなみに母曰く通称「テロリスト殺人事件」だそうです。


話は変わりますが、ピッコロさん直ってなかったです。
まさかの展開。
明日もう一回楽器屋さんに行ってきます・・・。

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