僕の今が過去になる時

寄り道しながらまっすぐに。

別れの時。

2011-03-16 20:08:07 | 未分類
5日経って。

世界中から、温かいメッセージが送られている一方で、
どさくさに紛れて心無い発言も横行しています。
信じられないことに、日本国内でさえ。
こんな時だからこそ、助け合わなきゃなのに。

原発もそうですが、大きな力を持ってるものは
使い方が難しいですよね。
言葉もまた然りと思います。


えーと。

私事で恐縮ですが。

地震の影響を受けて、送別会、謝恩会、定期演奏会などが中止となりました。
卒業式はやってもらえるみたいですが…

正直、どうして自分たちの学年だけが
こんな目にあわなきゃいけないのかと思う。

定期演奏会だって、まあ私たち高3は出るだけだけど
一生懸命準備してた後輩たち、
特に代替わりしたばかりの高1のことを思うと
どうしても、可哀想でならない。

仕方のないことだとは思います。
被災地の方々のことを思えば、
卒業式が行われるだけ良いのだろうとも思います。

きっと沢山いるはずですよね。
宮城や岩手や福島や茨城や、被害の大きかった地域にも
今年卒業式を迎えるはずだった人が。
中には、亡くなられた方もいるのでしょうね。

私は自分の高校が大嫌いだけど、
それでも卒業式は特別です。
自分の高校が大好きな人なら、尚更の筈です。


厚かましいかもしれませんが、
被災地の人たちの思いも背負った卒業式にしなきゃいけないんだと思います。

ただ、本来なら卒業式の前にもう一日登校日があったし、
定期演奏会の準備でまだ
10日くらい学校に行くものだと思ってたので…
いきなりあと一日って言われて、正直だいぶ動揺してます…

卒業式、退場の伴奏を毎年吹奏楽部がしてくれるんですが
今年は、私たちが高2の時に
コンクールで吹いた曲を準備してくれてたんだそうです。
聞いただけで胸がいっぱいになったし、涙が出ました。
気持ちだけで十分過ぎるほど嬉しいです。


卒業しても、みんなと友達でいられるんだろうか。

信じたままでいられるだろうか。

自信がない
でも、卒業は卒業。

腹くくらなきゃ。