このところ毎年9月の米国株式相場は軟調だ。
レイバーディ明けの昨日(9月3日)の米国株式相場は、8月のISM購買担当者製造活動指数が47.2(7月は46.8)とペースは穏やかではあるものの、経済活動の縮小をしめしたため、大幅に下落した。
S&P500は2.1%、ダウは1.5%、ナスダックは3.3%下落した。個別銘柄ではこれまで相場を牽引してきたNvidiaが9.5%下落した。また他のチップメーカーも値を下げ、ナスダックは3.3%下落した。
そのナスダックより下げ幅が大きいのが、今日(まだ場は引けていないが)の日経平均だ。一時3.5%以上値を下げていた。引けにかけてどうなるかは分からないが。
先月は弱い雇用統計に株価が敏感に反応し、大幅下落そしてその後の反発と値動きが激しかった。
今月については何となく「例年9月は相場付きが悪い。月初の雇用統計が悪い数字だと売り込まれそうだ。月半ばのFOMCで政策金利は引き下げれるがそれは織り込み済なら相場反転の材料にはなりにくい」というムードを感じる。
余所見をしていたい月ですな。
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