OMOI-KOMI - 我流の作法 -

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ペーパーは「情報密度」に気をつける

2005-08-21 23:30:32 | ブログ

 プレゼンテーション資料の作り方を書いたHow to本には、ときどき「プレゼン資料は○ポイント以上のフォントで作ること」とかと勧めています。
 もちろん、見えないほど小さな文字を使うことは論外ですが、かといって現実的には、「大きな文字の簡潔なプレゼン資料」というものには、めったにお目にかかりません。
 「大きな文字で」というのは、言いたいことを簡潔に表現せよとの心と考えるべきです。
(その意味では正しい勧めだと思います)

 私は、文字の大きさよりも、1枚のスライドの中の「情報密度」に気をつけるべきだと思います。
   情報密度 = 情報量/スペース(面積)

 言わんとする中身の薄い表やグラフはスペースの無駄です。資料自体が幼稚に見えます。
 かといって、小さい字でたくさん書いてあるのが良いわけでもありません。
  (ポイントを掴んだシンプルな無駄のない表現がベストです)

 1ページ内のレイアウト上でも、プレゼンテーション全体の各スライド間でも、情報密度に気をつけてコンテンツの量を調整しましょう。
 そうするとバランスのとれたアウトプットができあがります。

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