2013年に公開された日本映画です。
小説が原作とのこと、映画化された際に手を入れたのかもしれませんが、正直、かなり雑な作りだと思います。
奇抜な発想は面白いチャレンジですが、それを活かし切れなかったようです。
“万人向けエンターテーメント” に向かうのであれば、平凡で意味不明な襲撃方法ではなく、もっと意表を突いた工夫を加えるべきですし、“社会派サスペンス” 的に仕上げるのであれば、殺人教唆とラストの想定内のセリフで幕を引いてはまずいでしょう。
ともかく、いずれを目指すにしても、安易に意味のない犠牲者を織り込むのは、かえって興覚めしてしまいます。
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