シリーズ第16作目、1984年の作品です。
9年ぶりの「ゴジラ復活」です。
お子様向けからは脱却していて、新たなターゲットとして、「以前 のゴジラ映画を観ていた子供ファンがある程度成人した層」を意識 したように思います。
第一作目から30年、「ゴジラ誕生30周年記念映画」として、 “人類の敵” としてのゴジラのみの登場、そして、核兵器反対という当初のコン セプトに戻しました作品です。
さらには、主要登場人物のひとりには、今回のゴジラの出現を “ 人類への警告” だと語らせています。
人気シリーズの復活だけに、 失敗はできないというプレッシャーの中、 チャレンジングないい出来だったと思います。 有楽町や西新宿のミニシュアは流石に見事でしたね。
ただ、沢口靖子さんは、持ち味? とはいえ演技の方はイマイチでしたし、ゴジラ東京へ上陸のタイミ ングで新幹線を走らせないだろうと“ツッコミ” たくなる演出もありました。ただ、このシーンは、 第一作目のオマージュだったようですが。
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