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For Ordinary Business People

拝金 (堀江 貴文)

2010-11-07 18:47:08 | 本と雑誌

 ツイッターでのとても評判がよかったので読んでみました。
 が、私にとっては、いままで読んだ本の中でも際立って・・・なものでした。

 
(p62より引用) 金持ちとは何か-。欲しいものがたくさんあり過ぎるから、とりあえず金を稼いだ人のことだ。

 
 このフレーズは、「欲しいものは金で買える」との考え方がベースにありますし、

 
(p145より引用) 目の前にニンジンをぶら下げれば、人間は限界まで働く。

 
 このくだりも、文脈からは「ニンジン=金」。「人は金で動く」という思想です。
 本書のあとがきにはこうあります。

 
(p269より引用) 実際、この小説は従来になかった新しい手法を取り入れているし、それが今後、新たなスタンダードになるかもしれない。そういう仕掛けも裏面でたくさんしておいた。

 
 が、私は、何一つその仕掛けには気付きませんでした。
 読んで後悔した本は初めてです。
 
 

拝金 拝金
価格:¥ 1,470(税込)
発売日:2010-06-17

 
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