ピンポイントのエピソードにフォーカスした素敵な物語です。
CGで作り込まれた非現実的なシーンだらけの映画に囲まれること が多いこの頃ですが、 時折こういった作品に出会うと心底ホッとしますね。
ストーリー展開自体は予定調和のHappy Endですが、登場人物のプロットがしっかりしているので、 それらの人々との絡みを通してたどり着いたラストの “主人公とひとりひとりとの別れのシーン” は、とても印象的なものになりました。
主人公のベテラン二人のキャスティングもよかったと思いますし、 孫娘役のセレナ・ ケネディも初々しくてとてもチャーミングでした。