〔映画〕怪獣総進撃

 

　シリーズ第９作目、1968年の作品です。

 

　ここまで安直なつくりになってしまうとシリーズとして制作を続けることも難しくなってくるでしょうね。今回は、何とかその状況を回復すべく「数で勝負」に出たような作品、まさにオールキャスト登場の“総進撃” です。

 

　その意欲が活きたのでしょうか、出来栄えも少しは “まし” になってきたようです。ストーリーらしいものも感じられましたし、何より、怪獣との市街戦の「特撮シーン」もこの時代にしてはよくできていたと思います。
　ちょっと挽回したでしょうか。