文字通り、“生産性” にテーマを絞った著作です。
副題に「マッキンゼー」が登場しているように、いわゆるホワイトカラーの業務においても「生産性向上の取組み」の重要性を指摘し、そのための具体的な打ち手を解説しています。
安易にinputを増やすのではなく、outputを高めることに知恵を絞るべきとの指摘はまさに正論であり、私としてもその意識が希薄であった点は大いに反省しなくてはならないと感じました。
特に、伊賀さんの得意なジャンルである “採用/人材育成” における「生産性」議論は、かなり割り切った議論ではありますが、新たな視点の提示という点で首肯できるところが多かったですね。
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生産性―――マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの |
伊賀 泰代 | |
ダイヤモンド社 |