第1回のうとう塾に引き続き栗林先生を講師にお迎えして開催しました。1回目同様、定員オーバーの参加者になり、発達障がいへの関心の高さや悩んでいる方が沢山いらっしゃることを実感した講座になりました。
講座では、
・診断よりも個々の特性を理解することが重要!⇒診断名ではなく、もっとベースにある特性や課題を知り、どのように関わればいいのか?どのようなトレーニングが必要かを理解してあげることが大切ということです。
子どもたちの成長を促すために重要なことは
①養育環境⇒安全で保護された時間と空間
②精神性発達⇒『居場所』『子どもと大人が向き合う』『選択させる⇒自己責任』
③基地としての母親のイメージ:よりどころ
『見守ってくれる大人』の存在が重要!ということです。
療育とは⇒適切な関わり方や経験を積んでいくことで、生きづらさを和らげていくことができる!
地域や社会ができること⇒障害のある子どもとその家族を援助し、子育てを支えることが大事!
養育によって、特性そのものが治ることはありません。しかし、その子の成長のペースにあった適切な関わり方や経験を積んでいくことで、生きづらさを和らげて行くことができます。
先生のご家族のエピソードを交えながら、様々な事例も紹介してくださり、なぜ困った行動をするのか理由を考えながら、本人の好きなこと・興味のあることを理解した治療法を教えて頂きました。
参加者の沢山のアンケートから、一部をご紹介します。
遊びながらルールを身につけていけると聞いて、少し気持ちが楽になった。最近本人が、オセロをやりたいと言いだしたので、ゲームを楽しみながら実践していきたい。
診断ではなく、その子の特性を見る。約束は破られてもまた作り、破られてもまた作る。その過程がトレーニング。
関わり方について、親が勉強しておけば、子どもの成長を優しく見守ってあげられると思う。
子どもだけではなく、親も見守ってくれる雰囲気、話し方でとても良かった。
ご協力いただいた参加者の皆さま ありがとうございました。 ^-^v
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