うりうりイふたつです。

久しぶりにファン・レスターノ1857年のお話です。
ブエノスアイレスの19世紀ギターです。

以前の日記にも書きましたが、ファン・レスターノはギター製作家でも工房でも無く楽器商です。
このギターは、スペインで作られて、ファン・レスターノのラベルが貼られて、ブエノスアイレスで販売されたギターです。

このギターを誰が作ったのかは、不明ですが、、、

インターネットで見つけました。

フランシスコ・カサノーバス1853年です。

ファン・レスターノに瓜二つです。



後姿は、それほど似ていないかなア？？？

カサノーバスは、マジョルカで1816年生まれて、1845年にギターの製作を始めています。1876年に死んでいます。
時代的には、合ってるかなア？？？

ブリッジの形状も似てるし、ファン・レスターノのギターはカサノーバスの作の可能性がかなり高いんじゃア？？？

音も似てる。。。
http://www.zavaletas-guitarras.com/1853Casasnovas.mp3
19世紀ギターって言うよりも、トーレス以前のスペイン古典派ギターって感じです。

もうちょっとカサノーバスの事を、調べてみようかなア？？？